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そんな会話をしていると、
シグウィンが執務室へと入ってきた。
ｼ「あら、3人とも！もう行くのかしら？」
ﾊﾟ「そうだぞ。今日はここでの最終日なんだ。
まあそうは言っても、ここに閉じ込められた気は
しなかったけどな､､､
なかなかいい住み心地だったぜ､､､」
蛍「みんな、世話になったね。」
ﾊﾟ「へへっ。オイラ、
結構メロピデ要塞が好きだったぞ。」
ｼ「じゃあまた遊びに来てね。ウチも、
キミたちにまた会いたい。」
『もちろん。』
ﾘｵ「､､､サインをしたら上に向かっていいぞ。
看守があんたらを護送する。」
ﾘｵ「それからA。
俺に会いたくなったらいつでもここに来るといい。」
リオセスリさんはそんな事を言いながら
私の頭を撫でた。
まさかリオセスリさんにも子供扱いされるとは､､､。
ﾊﾟ「おまえはオイラたちを
送ってくれないのか？」
ﾘｵ「そう言うと思った。なら、一緒に行こう。」
忙しいだろうに
メロピデ要塞の管理者が
私達に時間を割いてもいいのだろうか､､､
ﾊﾟ「おお､､､直々に来てくれるのかよ､､､
でもいいや、忙しいんだろ？
オイラ、ただ冗談で言ってみただけだぞ､､､」
ﾘｵ「ほう？いつになく控えめだな。」
ｼ「長い間水の下に住んでいたから、
寂しいのよね？
うーん、ウチが出口まで送ってあげようか？」
シグウィンも医務室の仕事があるだろうし、
気を遣わせる訳にはいかない。
蛍「大丈夫、2度と来ない訳じゃないし。」
『うん、また来るから大丈夫。』
ﾊﾟ「そうだな、オイラたちまた来るから、安心しろ！
へへ、オイラここの食堂が結構好きだったぞ。
シェフの腕前もなかなかだしな。」
(2023/11/08)
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作者名：夜月 | 作成日時：2023年11月8日 18時
