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233. ページ24
ﾇ「､､､薄らとだが、二匹の純粋精霊が
君を受け止めて保護している姿を目にした。
一秒にも満たないほんの僅かな時間だったが、
そのおかげで救助する猶予ができたのだ。」
純粋精霊がナヴィアさんを受け止めていたのか､､､
､､､けれど、身内でもないかぎり、純粋精霊は
そんなことをするのだろうか？
もちろん、優しい純粋精霊が助けた可能性もあるが。
ﾇ「もし彼らがいなければ、救い出す前に
君の意識は変えていただろう。」
ﾊﾟ「ちょっと待った、純粋精霊だって？
そ、それって､､､ヴァシェの時と同じなんじゃ､､､？」
蛍「溶けた人が、純粋精霊になった？」
ﾇ「､､､もしかすると、その二人こそ君の夢に
現れた人なのかもしれない。」
ﾅ「､､､､､､」
ﾅ「護衛はいらないってずっと二人に言って来たのに､､､
まさか死んでもなお、
あたしを守ってくれるなんて､､､」
ナヴィアさん､､､
マルシラックさんとシルヴァさんは
ナヴィアさんのことを死んでも守ろうとした。
ナヴィアさんはなんとも言えない気持ちだろうけど、
マルシラックさんとシルヴァさんは
ナヴィアさんを守れて本当によかったと
心から思っているんだろうな。
(2023/11/16)
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作者名：夜月 | 作成日時：2023年11月8日 18時
