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ﾅ「大丈夫、あんたの言う通り。この状況では、
あたしは確かに力になれないね。
じゃあここは任せた。」
蛍「ここの地形からすると､､､」
私達は崩れてしまった道を見つめた。
ﾅ「困ったな､､､先に進むしかないかも？」
ﾊﾟ「じゃあ､､､ナヴィア、
ここでオイラたちを待つか？」
ﾅ「遺跡の水位は不安定よ、上昇する可能性もある。
ここに留まってもいても、安全じゃないでしょ。」
ﾅ「一緒に先に進んだ方がいいと思う、
出口がすぐそこにあるかもしれないし。」
蛍「確かに、他に手はない。」
『足元に気をつけて下さいね、ナヴィアさん。』
ﾅ「もちろん。」
ﾊﾟ「じゃあしばらくはオイラたちと
一緒に進むしかないな､､､
Aも言ってたけど、くれぐれも気をつけろよ！」
______________
その後、胎海の水に触れないように
慎重に遺跡の奥へと進んで行った。
塔のような場所へ向かう為、橋を渡ろうとすると、
その橋は崩れそうになった。
ﾅ「待って､､､橋の様子が､､､走って！」
ナヴィアさんのその言葉で私達は走り出した。
ナヴィアさんは前の橋へと
飛び移ろうとしたようだったが、
ギリギリ届かなかったようだ。
『､､､ナヴィアさん！！』
私は今自分が向かっている方向からナヴィアさんの
居る方向へと走り出した。
蛍ちゃんも同じくナヴィアさんの方へと
走り出した。
蛍「ナヴィア！」
なんとかナヴィアさんの手を掴もうと
奮闘するが、空中なので上手く手を
掴むことができなかった。
ﾅ「A､､､旅人､､､」
今ここで風元素を発動させてもよかったのだろうが、
それだと範囲が広く、
胎海の水も巻き込む恐れがあった為、
迂闊な行動は取れなかった。
ﾊﾟ「ナヴィア！A！旅人！」
パイモンちゃんが心配そうな顔をしてこちらへ来た。
(2023/11/15)
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作者名：夜月 | 作成日時：2023年11月8日 18時
