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ﾘｵ「ここ数年メロピデ要塞を管理してきたから、
水の上か下かって違いについては
結構敏感なんだ。
それに、ヌヴィレットさんの封印は
そう簡単に解けやしない。」
ﾊﾟ「メロピデ要塞は大丈夫なのか？」
ﾘｵ「前回を思い出してみろ。
もし影響があるなら、今頃人々は
パニック状態になってるはずさ。」
確かに今回は慌てて走っている人も
居なかったな。
ﾊﾟ「そっか､､､それじゃあ、詳しいことは
上のやつに聞くしかなさそうだな。」
『そうみたいだね。』
予言のこととかではないといいけど。
ﾊﾟ「へへん！今日がなんの日か、わかってるよな！」
ﾘｵ「パイプ清浄日だが。」
『それもそうですけど､､､』
ﾊﾟ「そっちじゃないぞ！」
パイモンちゃんは少し怒ってそう言った。
蛍「実は、お別れを言いに来たんだ。」
ﾘｵ「､､､Aもか？」
『え？』
ﾘｵ「Aもメロピデ要塞から
地上へ行くのか？」
『その予定ですが､､､』
ﾘｵ「俺はAが出て行くのは
あまりいい気がしない。」
少し不機嫌そうにリオセスリさんは呟いた。
『､､､また戻ってきますよ。』
蛍「Aはあげないから。」
蛍ちゃんは私とリオセスリさんの
間に立ってそう言った。
ﾘｵ「それを決めるのは本人だ。」
2人から険悪な空気が漂い始めた時、
パイモンちゃんが口を開いた。
ﾊﾟ「ｺﾎﾝ､､､オイラ達、もう手続きは終わったぞ！」
パイモンちゃんは咳払いをしながら
リオセスリさんに向かって言った。
(2023/11/08)
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作者名：夜月 | 作成日時：2023年11月8日 18時
