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ﾊﾟ「うぅ､､､あの災害の規模を考えたら､､､」
ﾅ「大丈夫、あんたの言いたいことはわかってる。
マルシラックとシルヴァのおかげで、
被害状況をなんとか最小限に抑えられた。
でもその代償に、2人を失ってしまった。」
ﾅ「､､､結果からみれば、
不幸中の幸いだというべきなのかも。」
蛍「犠牲になっていい人なんかいない。」
『うん、そうだね。』
ﾊﾟ「そうだ！そんなこと考えたらだめだぞ。
人が人を助けた、それは事実だけどさ。
人が消えたことと戻ってこれたことは、
一緒くたに考えられることじゃないんだぞ。」
ﾊﾟ「マルシラックとシルヴァは、誰かの命の
「代償」じゃない。あいつらは英雄になったんだ！」
ﾅ「うん､､､あんがとね、パイモン。」
ﾅ「はー、今の台詞は響いたよ。
あとで書き留めとく。」
ﾊﾟ「ん？えっ？ほんとか？」
？「しばらく見ないうちに、確かに口が少し
達者になったようだ。」
後ろから聞き慣れた声が聞こえた。
『､､､姉様！？』
後ろを振り向くと、
そこには姉様が居た。
まさかこんな早く会うことになるとは､､､。
私がそう驚いていると、
姉様は私の手を引き寄せ、
自分の隣へ立たせた。
ﾅ「あら、Aのお姉さんだったの？」
ﾊﾟ「召使？なんでこんなとこにいるんだ？
というかAをちゃっかり自分の横に
立たせるなよ､､､。」
ﾅ「こんにちは。順調に進んでる？」
召「ああ。部下がナヴィア嬢の要求通りに
任務を遂行している。
現在ポワソン町の住民はみな救助され、
高所に避難する準備をしているところだ。」
召「物資の件もご心配なさらず。
準備はできている。」
ﾅ「本当にありがと。」
ﾊﾟ「あれ、2人は知り合いなのか？」
(2023/11/10)
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作者名：夜月 | 作成日時：2023年11月8日 18時
