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あの件から数日が経ち、
蛍ちゃんとパイモンちゃんの出所日になった。
私は蛍ちゃん達と一緒に外に出ようと思い、
受付場所で蛍ちゃんとパイモンちゃんが
来るのを待った。
ﾊﾟ「A〜！オイラ達を待っててくれたのか？」
『うん、2人の旅について行きたくてね。』
蛍「本当？Aなら大歓迎だよ。」
『ありがとう。』
ﾓ「ここにサインして頂戴。すぐに受理するから、
正規のルートでメロピデ要塞から出られるわ。」
受付係の人は蛍ちゃんと
パイモンちゃんに向かってそう言った。
ﾊﾟ「随分長い間、上に戻ってないよな。早く､､､」
パイモンちゃんがそう言いかけたとき、
建物が激しく揺れた。
ﾊﾟ「うわっ！？」
ﾓ「えっ？どういうこと､､､」
地震､､､？
それとも何か地上で起こってる？
それよりも今は怪我をしている人がいないかを
確認するのが先だ。
『怪我はありませんか？』
蛍「大丈夫？」
私と蛍ちゃんは受付係の人にそう言った。
ﾓ「ありがとう、私は大丈夫。今の揺れは一体､､､？」
ﾊﾟ「公爵に聞いてみようぜ。」
メロピデ要塞のことなら
彼が1番詳しいだろうし、
今の揺れが何なのかも知っているかもしれない。
私達は執務室へと向かった。
_____________
ﾊﾟ「公爵！」
ﾘｵ「あんたらに会えて光栄だ。何か用か？」
ﾊﾟ「今の揺れはなんなんだよ？」
ﾘｵ「海底からきた揺れではない、水の上からだな。」
､､､水の上から？
地上で何かあったのだろうか？
(2023/11/08)
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作者名：夜月 | 作成日時：2023年11月8日 18時
