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ヒロイン ut ページ2

coupleパロ


『鬱くん? 鬱くん? 鬱くんってば!!』

私が少し声を張ると 彼は携帯から目を離さず 耳だけ貸して

「何?」 と気だるそうに。

『もう!ほんとにちゃんと聞いてるの?』

こんなに言ってるのに彼は「んー」と適当に言葉を返す。

『鬱くん?鬱くん、鬱くんってば!!!』

やっと彼は面倒くさそうに私に視線をやった。

私は彼の顔をしっかり向けさせ

『私は飾りなの!? 本当に鬱くんは私のことが好きなの、?!』

思わず涙が溢れてしまった。 泣きたくないのに。

『私は鬱くんのことが、本当に好きなのに、!
なんで鬱くんは、私のことを、しっかり見てくれないの、?
鬱くんが私を口説いてきたくせにッ、
私をただそばに、置いておきたいだけなの、?
鬱くんは、ほんとに私のことが、好きなの、?』

だめだ、涙が止まらない。早く止めないと

必死に心を落ち着かせようとしていると、急に彼の匂いに包まれた。

『、なに、?』

「ごめん、Aほんまごめん。」

『ごめんじゃ分からないッ』

「Aが俺のことを好きでいてくれたから、そばにおってくれたから、勝手に安心して酷い態度取ってもうた。」

「ほんまごめん」

彼からは1度も見た事ない反省の顔が目の前にあった。

『もうそんな態度、とるのやめて、』

「わかった、ほんまごめんなぁ。

今から仲直りの印に、飯食いに行こかぁ。」

次にいつものおちゃらけた顔が目の前にあった。

『もちろん、鬱くんの奢りね』

「っ…そりゃあ もちろん? この俺に任せとけって…」

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
本当は金欠のくせに




メガテラ・ゼロさんのヒロイン 最近どハマり中です🎧

アカリ ci→←好きって言ってみた



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作者名:Chery | 作成日時:2021年11月29日 14時

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