今日:2 hit、昨日:1 hit、合計:734 hit
小|中|大
3 どうして ページ5
カナエ、なんで夢に出てきたの」
「私カナエの命日忘れたことはないよ」
よく大事なことを忘れる私を心配した、、、訳ではないだろう
誕生日や記念日はすぐに忘れるがカナエの命日は覚えている
「なんで泣いてたの」
どれだけ疑問をぶつけた所で相手は墓
答えを返してくれるわけも無い
「夢の中なんだから私じゃなくてしのぶに会いに行けば良かったのに」
「あの子泣いて喜ぶんじゃないの」
私は友達でしのぶは家族
しかも血の繋がった姉妹
私なんかよりも繋がりが深い
墓の前にしゃがみ込み"昔の私"に戻ってしまう
なんでカナエは私と仲良くしてくれたんだろう
今結んでいるリボンや色んな思い出をくれた
しのぶもカナエも大切な家族がいるのにどうして命を危険に晒すんだろう
鬼殺は私のように"何も失うものがない奴"に任せて置けばいいのに
どうして…???
1人膝に顔を埋め昔のことを思い出した
「初めまして 胡蝶カナエと言います」
カナエと出会ったあの日のことを
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
3人がお気に入り
3人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ゆる | 作成日時:2022年6月12日 9時