人生ってこんなもん

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You.


なんとなく気まずい雰囲気のままご飯を食べ終わりお皿を片付けて部屋に戻る


『はぁ。なんだか疲れたなー』


ごろごろしてるとすぐに時間は過ぎてもう夜も遅くなってきた


お風呂に入り


部屋に戻る



何気ない日常のなかにはやっぱり健人さんのことを気にする自分がいた



それでも私達はシェアハウスをしてるとはいえ血は繋がらないあくまで他人


考えすぎもよくない


そう思うとすぐに眠りについた





〜



夜中


ｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬと不規則な音が隣から聞こえてきた


『んぅ』



眠りが浅かったのかすぐ起きてしまった


ｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｯ ｶﾞｯｼｬｰﾝ


『ﾋﾞｸｯなｯなに！？』


ｶﾞﾁｬ


『ふ、風磨くん…？』





この二階は風磨くんと私しかいない

だったら風磨くんのはず…



？ …え、どちら様ですか



『ん!？私は新しくこの家に住みはじめたものだけど…あ、Aといいます』


？ …？あ、、あぁそう、



『お名前は？』



？ あ、え、？ごめんなさい、
　 き、こえな、い


『お、な、ま、え、は？』



？ ﾊｧﾊｧﾊｧｯわか、らないｯﾊｧ



『え、あ大丈夫ですか‼ちょっと一旦！』



急に過呼吸を起こしちゃったから一旦自室にいれる


あ…もしかして、、



『落ち着きました？』



？ …



ボーッとしてる彼



『健人さんですか？』



肩をトントンと叩いて少し大きく話した



健 ｺｸｯ、



『健人さん…もしかして聞こえにくい…？』



健 ﾋﾞｸｯ




「誰にも言わないで。補聴器なくしたから探してて。」



健人さんはスマホにそう打って私に見せた



あぁだからｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬ音がしてたのか、




『一緒に探します。』






気づいたらそう言ってた

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