パラレルワールドでは、人気アイドルグループの１人が女になりました。

好き…？ ページ16

有岡side

只今このだだっ広い家にたった１人。寂しい。

テレビをつけてからキッチンに飲み物を取りに行った。

司『しかし美男美女でねぇ』
山『そんなことないですよ〜』
知『ねぇ〜？』


テレビでは知念と涼が「暗殺教室―卒業編―」の番宣で出演している番組が放送されてる。


知『でも涼は美しい顔100選に選ばれてるじゃん』

山『あれはまぐれよ、選ばれるわけがないこんなブスが…。』

謙虚なところがまた世の人々を虜にさせるわけよ。

知『そんなことないよ？』

司『そーだよ！涼ちゃんがブスなら私はヘドロだからね?!』

山知司『笑』

微笑んだ顔は普段の顔の3割増しでヤバい。

司『それにしても仲良いのね〜』

知山『そーですね！』





…知念、いーなー。てか、知念との共演多くないか？だってみせコドでも一緒じゃんか。


知『涼とは他のメンバーよりも距離は近いです！』


知念はJUMPの要注意人物、と。




別に涼が好きなわけではない。もちろん好きなのだが、そういう意味でではない、はず。




だって有り得ないでしょ！メンバーに恋しちゃうとか、何かの小説みたいな事にはならない！



もし好きだとしても叶わないだろう。


ふとテレビを見ると涼と画面越しに目があってドキリ。


山『…I love you♥️』


有「…!?え…？」


タイミング良すぎだ〜!!!



もうヤバい。キュンって、キュンキュンって!!


心臓が爆発しそうだぜ！危うくドリンクこぼしそうになったわ…。



あんな言葉聞きなれてるはずなのに、なんで…。






まさか？…いやいやナイナイ。





俺が涼に恋、なんてしないだろ。うん。



どうなんだ？これは…？好き…なのか？

・→←薮くんの独り言

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す