絶望の先に見えるもの～なんの為にこんなこと～ (ページ22)

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君の瞳ページ22

侑李side

圭人が本気で怒ったところを見て僕はなんだか心強くなった。涼介のことをこんなに思ってくれてる人が二人もいんのにどこ行ったんだよ！

圭「山ちゃん！」
侑「涼介！」

やっと見つけた涼介は手にスマホを持っていて辛そうだった。

圭「なんで逃げんの？」
涼「・・・」
侑「なんか言ってよ、」

圭「山ちゃんは、裏切り者。なの？」
涼「っ！だったらなんだよ！」

またその瞳。一瞬だけど僕にはわかるよ。涼介

が無理してるのは。

侑「涼介・・・」
涼「裏切り者は居なくなればいい。なんて思ってんだろ？」
圭侑「!!」

侑「そんなこと、思ってない！」
涼「いいさ、裏切り者は消える運命。なんだから。」

どういう事？消える？

侑「どういう事？」
涼「フッ、」

涼「っ!!」
寂しく笑った涼介は、ふと、横を向いて目を見開いた。どうしたのか。横を向こうとすると。

涼「危ないっ!!!!」
圭「うっ！」
侑「っあ！」

キィーーー、ドッカーーーン・・・

圭「・・・！山ちゃんっ！」

僕たちが居たところには、大きなトラックが一台。止まっていた＿＿＿。

侑「りょうすけぇーーー！！」