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濡れたままでは風邪引くから、と仕方なくロッカーの実習着を着ることに。

着替えて戻ると、机にはココアが置かれてあった。

A「…ありがとうございます。」

1口飲むと、雨で冷えきった体に温かさが染み渡っていく。

その拍子に、外れかけてた心のストッパーが取れた。

A「…っ、ぐすっ」

しばらく枯れていたはずの涙が溢れていく。

淳「やっと泣いたね。」

1度流れた涙は止まることを知らなかった。

智「おいで、」

何故か呼ばれたから、そっちに行くと、

ふわっと暖かいものに包まれる。

何故かその暖かさに安心して、

智 淳「Aッ…!?」

私の名前を呼ぶ声を最後に意識を手放した。




目が覚めると、白い天井。
おでこには氷嚢が。

静養室か。

淳「あ、気づいた?急に倒れたからびっくりしたわ笑」

A「あ、私…ごめんなさ……」

淳「謝らんでええねん」

辺りを見渡すと、神山先生がいつの間にかいなくなっていた。

淳「あ、神山先生なら、ちょっと前に帰ったで。」

A「そうだったんですか、」

淳「さて、そろそろ本題に入るか。」

A「…」

淳「何があったん?」

今まで以上に優しい声で問いかけてくる。

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アリス(プロフ) - パスワードなしの方が読みやすいです。 (2021年5月6日 18時) (レス) id: c378339859 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まつげ。 | 作成日時:2020年5月27日 9時

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