〇全てから逃げたくなったあなたへ ページ11
担任…J.Nakama
副担…T.Kamiyama
もうこれ以上は限界だ。
そう思って、家出して2日が経過した。
A｢もう、人生終わりにしよっかな……｣
元々、しぬ為に飛び出た家。
でも、その前に遺書を書かないといけないと思い、スマホを取り出した。
居場所特定を防ぐ為に切っていた電源を入れると、大量の通知が。
普段かけてこない親以外の人からも着信があったみたい。
A｢何で…こういう時は連絡してくんの……｣
また電源を切り、鞄にしまった。
時刻は夜8時。寝床を探さないといけない。
ﾎﾟﾂﾎﾟﾂ…ｻﾞｧｯ…
A｢嘘でしょ…最悪…｣
冬の雨は冷たくて、寒くて。
まるで私の心を表してるかのようだった。
寝床探しの為にうろついてると、
友達｢Aちゃん、？！｣
聞き覚えのある声。振り返ると知っている顔。
A｢あ……｣
走り出すのにそう時間はかからなかった。
友｢ちょっ…！待って！｣
でも、長時間冷たい雨に打たれたせいか、体力はかなり奪われていて、
ｶﾞｸｯ
曲がり角でそのまま崩れおちた。
友｢Aちゃん!?大丈夫!?｣
A｢…何で、｣
雨に濡れなくなったと思い、顔を上げると傘を持った友達。
友｢帰ろう？みんな心配してるよ？｣
そう言って、掴まれた手を振り払った。
A｢ほっといてｯ！私は絶対帰らないからｯ！｣
友｢…！｣
普段大人しいタイプの私が反抗した事に、きっと驚いただろう。
友｢家には帰らなくていいから、とりあえず学校行こっか？｣
まさかの発言に、何も言えなくなる。
友｢空きコマとかにずっと探してるんだ、先生も。｣
A｢……｣
友｢多分、まだいると思うからさ。行こうよ。｣
A｢…っ、｣
自分がしでかした事の重大さに気づいた。
♡o｡+..:*♡o｡+..:*♡o｡+..:*♡o｡+..:*♡o｡+..:*
お久しぶりです。まつげ。です。
長らくお待たせしてしまい、申し訳ございません。
えー、深夜テンションでなかなか良きかなという話が出来たので、久々に更新しました。
本来、かみしげのみの登場の予定でしたが、
今回は淳太くんに登場していただきました。
なんかね、先生といえば淳太くんみたいなイメージあるよね？←
あと、包容力っていうの？
え、私だけなのかな？←
この話、病んでる感じすごいかもしれないので、まだ途中ですが、苦手だなって思った方は申し訳ないです。
明日も学校なのでそろそろ寝ます…
行きたくないなぁ…。笑
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アリス(プロフ) - パスワードなしの方が読みやすいです。 (2021年5月6日 18時) (
レス) id: c378339859 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まつげ。 | 作成日時：2020年5月27日 9時
