文スト 太宰に妹！

6話だってさBy与謝野 ページ7

敦「えーと」

太宰「やあよく来たね 早速だが助けてくれたまえ」

敦「え・・・？なんですかこれ？」

太宰「なんだと思う？」

敦「朝の幻覚？」

太宰「ハズレ」

敦「まさか敵の襲撃ですか？罠にかかったとか」

太宰「自分で入った」

敦「はっ？」

太宰「いやなにこうした自〇法があると聞いたものだからちょいっと試してみたのだよ が苦しいばかりで一向に死ねない それにそろそろ限界助けて 死にそー」

敦「でも自〇法なのですからそのままいけば死ねるのでは？」

太宰「私は苦しいのも痛いのも嫌いなのだ当然だろう」

敦「なるほど」 太宰「これは自〇法ではなく拷問だったのだ」

敦「はぁー えいっ」 ﾄﾞｺﾞﾝゴロゴロ

敦「同僚やAちゃんに助けを求めなかったのですか？」

太宰「Aはまだ寝て中 求めたよ 死にそうだから助けてって電話した時、皆何と答えたと思う？」

死ねばいいじゃん

太宰「ご名答」

ガチャ

A『おはよう 兄さん、敦くん』

太宰「おはよう」

敦「おはようAちゃん」

A『もしかして 敦くん 僕のこと歳下と思ってる？僕もう20歳なのだけど』

敦「えっ 20歳！」

太宰「そうだよ ちなみに私の妹だ」

敦「えっそうだったんですか すみませんAさん」

A『いいよ別に この姿だと歳下に見えるのも仕方ないし 兄さんこれから行くんじゃなかったの？』
ーーーーー
先日無自覚に虎に変身して暴れているところを太宰さんとAさんが助けてくれた

太宰「中島敦 これより君は私たちの仲間になる 今日から君は武装探偵社の一隅だ」
ーーーーー
太宰「そうそう さぁ敦くん A行こう」

うん

はい

にゃー

敦「ところで今日は何処へ？」

太宰「うん 君に仕事を斡旋しようと思ってね」

敦「本当ですか？！」

太宰「伝手の心当たりがあるから先ずは探偵社に行こう 任せ給えよ我が名は太宰 社の信頼と民草の崇敬を一身に浴す男なのだから」 ｷﾗｯ

国木田「ここに居ったか太宰兄妹！この包帯無駄使い装置兄妹が」

太宰、A「『ぎやゃーーーあぁ 今の呼び方はどうかと思う』」←ちょっと傷ついた

国木田「何が社の信頼と民草を一身に浴する男だお前らが浴びているのは文句と呪いと苦情の電話だ」

へえっ

A笑笑

太宰「えーっ私たちがいつ苦情を受けたのさあ」

国木田「8月ー日入伝 おたくの社員さん2人が海岸の漁業網に引っかかっているのだが引き取ってくれない」

えーっ

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