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着替えてリビングに戻ると まだ何か気に食わない顔付きの不機嫌なきのこと鼻歌を歌ってる上機嫌な親父が仲良く(?)テレビを見ていた



「今度は何に対して機嫌損ねてんの、」


『お前さ、何で人が買ってこいって言ったもの先に食ってんの!?』


「美味しいからいいでしょ〜?買ってきてあげたんだし!」


『はあ?じゃあ俺お金払わないから』


「え?それじゃ約束と違うじゃん!!」


『まあまあ、2人とも落ち着けや!』


スティックパンをくわえたこーちゃんが仲介に入ってきた


『喧嘩するくらいやったら半分ずつ出したらええやん?』


「『......』」

さっきまで言い争ってたのにすっとお財布を出すあたり、扱いやすい兄妹だとつくづく感じる


「...1人185円ね」


『、ん』



その様子を見てにっこにこしている仲介人



『お前らってやっぱり仲悪いんかええんかわからんなあ〜!』


年もそんなに変わらないから 昔から喧嘩は多いけど 同じくらい気が合うことも多かった


そういえば昔からこーちゃんは私たちのやり取りをにやにやしながら見ていた気がする...()


「てか、何でこーちゃんうちにいるの?」

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作者名:まる。 | 作成日時:2017年8月8日 1時

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