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《おはよーっ!》
〈おはよう!あ、昨日のさ.....〉
私のクラスは仲が良く、
クラスに入るときは必ず挨拶を交わす
私は早めに登校するため数人にしか挨拶をしないの
だけれども。
『田中さん、おはよう。』
「おはよう、松尾くん。」
松尾くんは隣の席になってから話すようになった。
「あ、数学の宿題やった?あれ難しくて合ってるかわかんないんだよね〜」
『やってみたけど、俺も合ってるかどうか自信無いねん』
笑いながら、数学のノートを開き私の答案を見比べる松尾くん。
いつもわからない問題があったら一緒に考えてくれるからすごく助かっている。
教室の前側は、男女グループが賑わっていた。
松尾くんは大人しい性格だから、クラスの中心でわいわいするのは苦手らしい。
朝から元気だなあ〜なんて見ていると、思いっきり教室のドアが開いた。
『....セーフっ!!!!』
にこにこしながら 息を切らして入ってきたのは、
《佑亮!ほんっと朝からうるさい〜!》
クラスの人気者、福田くんだった。
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作者名:まる。 | 作成日時:2017年8月8日 1時