☆すとぷり短編集☆

かまって★ななもり ページ9

sideA

「お姫様抱っこをして下さい」
「嫌だ」
「えっなんで？」

皆さんこんにちはこんばんわ両声類系歌い手Aです。
冒頭のこの会話ですが、お姫様抱っこを要求したのが私であると思ってる方。いるでしょう。
実は嫌だと言った方が私です。
誰に話してるんだこれ

「いやいやいや、冷静になって考えてみ？なーくんよ」
「ん？」
「逆じゃない？普通逆じゃないかな？」
「だってさーAはさー？なんにも要求してこないじゃん？」
「要求って？」
「ギューしてとかさ」

ギューとか可愛いな

「おかえりのキスとかさ」
｢自分からすれば？｣
｢…そっかーおかえりA｣

そう帰ってすぐの会話なんですこれ

｢あっ今はしないの？｣
｢自分からしたら？｣

ん？なんで私が要求したみたいになってるんだ？なんでだ？怒るぞ？両声類の本気見せるぞこら

｢ねぇなーくん？｣
｢ひぁ！！？？びっくりした…耳元で急に話しかけて来ないでよー｣
｢だってなーくんが可愛いこと言うから期待に答えないとと思ってねー｣

ここでソファーの背もたれに手を置いて壁(？)ドンしながらのイケボ！

｢プリンセスホールドは出来ないけどこれぐらいならね｣
｢うぁ！？｣
｢どうしたのなーくん、寂しかったの？｣
｢…ん…｣
｢そっか…最近忙しかったもんね…ごめんね｣
｢俺もわがままいってごめんね｣

可愛い以外の感想が出てこない

｢今日は一緒に寝よ？｣
｢うん！｣

....................................
大好きな君と！

○○しないと★さとみ→←バカ話★ジェル

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