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ごじゅー* ページ1

まだ一緒にいたいなんてあおの口から初めて聞いて


前会ったとき寂しそうな顔しているとは思ってたけどこんな風に口にされるとたまらなく可愛くて


ずっと一緒にいたくなる




自分の腕の中にいる彼女を大切に抱えながら時計を見ればちょうど0時になるタイミングだった


うーん、明日はナイターで西武ドームやし、時間的にはまだ大丈夫


けどあおは大丈夫なんかな…

まだ学校あるって言っていた気がする



「わがまま、言いすぎた……森くんからたくさんもらったから大人しく帰る」


ぱっと離れてあおはふらふらと立ち上がった


「泊まっていく…?」


深い意味なんてなくて、いや考えないようにしているだけ、自分に言い聞かせた


寂しい顔させて帰らせるわけにはいかんし




「うん!」俺の気も知らんでとびきりの笑顔で応えるあおを見て頭を抱えそうになる



そんなに飲んだってくらいにあおはふらふらでこのまま帰すよりよかったか



助手席に座らせて回って運転席にちょうど乗り込んだら

「森くん」と呼ばれたと思えば



そんなんどこで覚えたん…

求められてしないという選択肢はない


軽くキスをすればあおは物欲しそうに"もう一回"と言ってきた


あおを軽く引き寄せてさっきよりも長めにキスをすれば受け入れてくれたかのように体を預けてくれた



いくら酔ってるからって
 


もう後には戻れんからな




角度を変えて何度もキスを繰り返せば「ん、んっ」というあおの声が聞こえて



もっと、もっと、ってあおが欲しくなった




「森くんだーいすき」にこっと笑うあお





もうだめだ、今まで抑えてきたものが爆発した


あおの服に手をかけた









「寝とるし…!」





なんやのもう……!


どんなタイミングで寝てるん…?

あお明日覚えてないんやろな………




俺がこんなに苦しんでたの……



運転席で悶えながらもいつまでも駐車場にいるわけにもいかないので車を走らせる


助手席を見ればあおはぐっすり眠っていた




自分のマンションにすればエレベーターまで遠いし、何より人に会えば面倒


というわけで、入るのは初めてのあおの部屋…


あおのバッグから鍵をだして、開ける


「お、お邪魔します…」


背負っている家主に一応言いながら上がる

新しくできたところって言ってたっけかなり綺麗だった


入って1番目立つところに俺のユニフォームが飾られていた

去年の誕生日にオールスターで打ったボールも丁寧においてあった

ごじゅーいち*→



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ぶ る ー か(プロフ) - アクアさん» 愛読ありがとうございます!これからもよろしくお願いします* (2019年12月8日 16時) (レス) id: d5f9f976d6 (このIDを非表示/違反報告)
アクア - すごく楽しんでます!更新されてるのが分かるとワクワクしながら話しみてます! (2019年12月7日 23時) (レス) id: 182a43e907 (このIDを非表示/違反報告)
ぶ る ー か(プロフ) - アクアさん» ありがとうございます( ;∀;)引き続き楽しんでいただければ嬉しいです* (2019年10月20日 1時) (レス) id: d5f9f976d6 (このIDを非表示/違反報告)
アクア - すごく面白いです!この後の展開がすごく気になります(><) (2019年10月17日 20時) (レス) id: 86590ef639 (このIDを非表示/違反報告)
ぶ る ー か(プロフ) - eri0424さん» ありがとうございます!これからも更新頑張ります! (2019年10月15日 10時) (レス) id: d5f9f976d6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぶ る ー か | 作者ホームページ:http://semi.karasu  
作成日時:2019年8月19日 11時

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