じゅっに ページ12
「あの、使わないなら売るとか、お友達にあげるじゃだめなんですか…？」
「使いかけって売れるんですか？」
「メリカリとか…」
「メリカリ…？」
そうだ、この人SNSやってないからメリカリ知らないのか…
「やっぱり自分で買ったので自分で使ってあげたいじゃないですか」
めんどくせえ…！
なら普通に使えばいいのに…！
3ヶ月に1回とか本当意味わからん！！
「すいませーん、広報課の世河です」
ちょうどよく店の前に着き、世河さんが声をかける
が、奥の方で作業しているのか人が出てくる気配がしない
「佐々木さーん」
呼ぶ気あるのか…ってくらいさっきから声のボリュームが変わらない
俺が変わりに呼ぼうかとしていれば
「河ちゃん、お待たせ〜」
「聞こえているなら返事してください」
俺が選んだものを持って佐々木さんという気の良さそうなおじさんがでてきた
「呼ぶ気あるのかって呼び方だったからさ」
「意味分かりません」
意味わからないのはあんただよ！
明らかに普段の会話と同じ大きさだった
「佐々木さんありがとうございます。じゃあ締めておくので」
「はい、よろしくねー」
世河さんは佐々木さんから鍵を受け取っていた
「鈴木さんとりあえずお店見つけここにしよう！みたいなのお願いします」
「あ、はい」
淡々とでは次に、と進められていく
「ありがとうございます、
最後に動画で、何か言ってください」
大瀬良さんと同じパターン…！
大瀬良さん何言ったんだろう？？
「いきまーす」
え、早い、考える余地与えないのかよ
「鈴木誠也のおすすめ！
みんなぜひ食べてください！」
「OKです。普通ですね」
「あ、すいません」
「いえ、お得意の変顔を織り交ぜるのかと思いました」
笑わないくせに…！
変顔して笑われないの傷つくんだけど？
「お疲れの中ありがとうございました」
ぺこっと頭を下げられる
「いえ、楽しかったです」
「他の皆さんもそう言っていただきました。嬉しいです」
こういう感じでーとか他の人は知らないけど俺の個性とか生かして考えてくれているのがわかるんだよなあ
「できたら見せてくださいね」
「インスタで見てください」
「あ、はい」やはり辛辣…
「世河さん」
「はい」
「このあと何もないなら…ご飯でも行きませんか」
「無理です」
「え」
「今日は家で白いオムライス作るんです」
「そ、うなんですか」
「せめて1週間前に誘ってください。では」
え、
1週間前に誘ったら、
行ってくれるの？？！
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ぶ る ー か(プロフ) - 志群さん» こんな素敵なコメント気づいていなかったのが悔やまれる…🥺志群さん千賀さんのお話の方でもコメントしてくださって、他のお話にも興味もっていただいて本当に嬉しいです！ありがとうございます😢書き方褒めていただいてこちらこそ最高です♡ (2021年10月28日 22時) (
レス) id: fd8434313d (このIDを非表示/違反報告)
志群(プロフ) - 千賀さんの作品から作風にハマって、ぶるーかさんの他の小説も読もうと思ってこのお話に入ったら、もう書き方が自分の好みにどハマりして、数十分で読み終えてしまいました、、ぶるーかさん最高です！！！ (2021年9月19日 22時) (レス) id: 3215cb5037 (このIDを非表示/違反報告)
ぶ る ー か(プロフ) - ぷりんさん» ありがとうございます！＊ (2021年5月20日 22時) (レス) id: fd8434313d (このIDを非表示/違反報告)
ぷりん - 好きです。 (2021年2月21日 15時) (レス) id: d25c9b9ec7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぶ る ー か | 作者ホームページ：http://semi.karasu
作成日時：2020年3月26日 22時
