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第七十五楽章 ページ33

「同い年だよね?」


「うん…今年23」


「あーよかったー敬語だから違うのかと思った」


「つい…いつも年上と関わることが多くて…」


相変わらずの口下手で話題が広がらない話し方も仕方ないけど、本当に友達と話す機会が全然ないからどうやって話すのか忘れかけてるな…

記者だってことも言わないと


「どんなお仕事してるの?」

早速キタ…
よし、さっさっと言ってしまわねば…


「あ、ここやない?」


「え、あ、うん!ここ!」
平日のせいか、お客さんはおらず堂々と入っていく栗原くんの後ろをついて行く。

着くの早すぎんか…全然話せなかったわ。しかも、仕事の話完全流れてしまったやん


「2名様ですね、テラス席もございますが、いかがなさいますか?」


「外どう?」


「あー…外いいね…!」


「かしこまりました、ご案内致します」

適当に言ったとはいえ、とても素敵なお店だ。
案内されたテラス席は、目の前に海が広がっており10月になろうとしている今でも十分に温かくて過ごしやすい。

ここいなあ、もう少し博多に近かったらめちゃくちゃ通うのにな


「ここすごくいいね」

全く同じことを思っていたことに驚きつつ、「そうだね」と栗原くんと会って始めて自然に返せた気がする

軽い世間話をしながら、なによりゆずちゃのことで盛り上がった。
やはり、ゆずちゃは昔から変わり者らしく逸話をたくさん聞かせてもらった。


「周り人いっぱいいたのに、私のことよくわかったね〜」


「ゆずから写真送ってもらってたから」

え、それって…


「水着のやつ·····?」


「そうそう!」

それしかゆずちゃ写真ないよね?!いやあそれは許可取って欲しかったよ!恥ずかしいな???


「あおちゃんって出身どこなの?」


「え、あー…東京だよ」

水着のショックから抜け出せていない。
私が水着の写真送って!って言ったみたいになってるのかな…


「えええ都会」

栗原くんは、福井だよね。と頭に浮かぶけど口に出せるわけもなく…
いや本当、さっさと言おう


「いやあでも、東京でも地味な方に住んでたよ」


「東京に地味なとこなんてないでしょ〜?あ、じゃあ仕事でこっち来たの?」


「うん」


ボリューミーなパンケーキが看板メニューらしく、栗原くんとシェアしながら食べているひとかたまりを口に入れ





「私、ホークスの記者なんだよね」

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ぶ る ー か(プロフ) - みかんの木さん» ぇぇえ〜!ありがとうございます😭🙇‍♀️こちらこそ読んでいただきありがとうございます!頑張ります🔥 (2022年3月31日 0時) (レス) @page50 id: fd8434313d (このIDを非表示/違反報告)
みかんの木 - 面白すぎます。天才です。これからも楽しみにしています…!!! (2022年3月30日 20時) (レス) @page50 id: d024df346a (このIDを非表示/違反報告)
ぶ る ー か(プロフ) - 虹華さん» いつもありがとうございます🥰 (2021年11月3日 11時) (レス) id: fd8434313d (このIDを非表示/違反報告)
虹華(プロフ) - 続編おめでとうございます!これからも更新楽しみにしてます! (2021年11月2日 23時) (レス) @page2 id: 8226fbc010 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぶるーか | 作者ホームページ:http://semi.karasu  
作成日時:2021年11月2日 17時

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