43.胸騒ぎ？ ページ10
''麦わらのルフィ''。
手配書を見ているナージュの胸は痛いほど強く波打った。
ナ「なんだろう…胸騒ぎ？この手配書は見ちゃいけなかった気がする…」
恐る恐る手配書を見て回る。
ナ「……ゾロ…チョッパー？そげキングにロビン…ナミ…フランキーにブルッグ………」
カサリ
ナ「サンジ………」
ﾄﾞｯｸﾝ…!!!ﾄﾞｯｸﾝ…!!
サンジという男の手配書を見た瞬間、痛くなるほど心臓が波打ったナージュ。
ナージュは指を関節に従って曲げていく。
ナ「…レイねぇは0…イチにぃは1。ニジにぃは2。ヨンにぃは4…おかしいよね…？明らかに3が…」
サンジの手配書は手描きで、ブサイクになっているが、もしこれが写真であれば確信はつくが…
いや、まさか？
ナ「ぐるぐる眉毛…」
ヴィンスモーク家独特の眉毛の形。この手描きのサンジの眉毛もぐるぐるであった。
ぐるぐるとした眉毛にヴィンスモーク家の兄姉の中で欠けている''3''の数字。偶然にしては…
ナ「……サンジ…兄さん？を私の兄と仮定して……そしたら私は？私の名前には数字がない…？ない……いない？？」
ナージュの思考には何かが引っかかる。
ナ「ま、まぁ私はいいとして……」
ニジ「なにしてんだ？？」
ﾋﾞｯｸｩ!!!!!!
ナージュは色々と考えすぎてきてニジがお風呂に入っていたことを忘れた。と、言っても2度目だから出るのが早いことも忘れていた。
ナ「ニ、ニジにぃ…なんでもないよ？ただ少し考えごとを…」
ニジ「ふーん……手配書？」
チラリとテーブルに目をやるニジ。
広げられた新聞にナージュが手に持つ手配書の山。
ニジは驚き目を見開いた。
ニジ「サン…ジ…？」
ナ「！」
驚きを隠せないという表情と何処か嘲笑うような表情が入り混じった顔。
ナ「ニジにぃはこのサンジっていう人、知ってるの？」
ナージュの問いかけにニジはニヤリと笑った。
ニジ「いーや、知らねぇなぁ？……知りたくもねぇよ。こんなやつ…」
小さく呟くニジ。
ニジ「じゃ、俺そろそろ部屋戻るわ。あっ、ナージュ！」
ナ「ん？」
ニジ「今度ドフラミンゴにあったら覚えとけっつっとけ!!!!」
ナ「う、うん…」
ニジはかなりドフラミンゴを嫌ったとみたナージュ。それよりも…
ナ「ニジにぃの口ぶりじゃ絶対に知ってるよね？」
まぁ、考えすぎてもわからないものはわからない。手配書は新聞と一緒に鍵付きのタンスに入れておいた。もちろん鍵も閉めて。
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時雨(プロフ) - とても面白いです！是非更新期待してます（≧∇≦） (2017年10月15日 16時) (
レス) id: 838bf855a6 (このIDを非表示/違反報告)
そーけんびちゃ(プロフ) - 更新頑張ってください！待ってます！(≧∀≦)お気に入りしてきモス (2017年10月13日 17時) (レス) id: 2bedc945c7 (このIDを非表示/違反報告)
マイ - リクエストいいですか？。ヨンジと遊園地行く話やヴィンスモーク家で海水浴行く話やイチジとコロシアム行く話が見たいです。 (2017年9月19日 9時) (レス) id: 29791190b2 (このIDを非表示/違反報告)
fai - ネタがないとつらいですよねぇ… (2017年9月17日 5時) (レス) id: 77a8d57a5d (このIDを非表示/違反報告)
AMA(プロフ) - もこさん» んん……ネタが… (2017年9月10日 17時) (レス) id: 9e7b2101f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：AIBR x他1人 | 作成日時：2017年8月8日 10時
