61.数週間後の話 ページ29
今日は珍しく朝食の少し前に集合命令が出された。兄姉、そして妹と全員何処かいつもより眠そうに見える。
五人同時に会議室へと入ると中にはジャッジが1人、ポツリと椅子に座っていた。
ジャ「遅い」
「「「すみません」」」
それぞれ各椅子に座るとジャッジは勢いよく手を叩き、ニコッと笑った。
ジャ「昨晩連絡があってな…出来損ないサンジは今、四皇ビッグ・マムのいるホールケーキアイランドに向かっているはずだ。我々もこれから向かう。急遽会議を開いたのはそれを早く伝えたくてな」
ジャッジの言葉にイチジ、ニジ、ヨンジはふるふると軽く歓喜に包まれていた。
イチ「と、言うことは父上…ナージュと我々の婚儀の話は…」
心の声が行動に出やすいヨンジはガッツポーズをする。
ジャ「あぁ、間も無く決まるだろう…ナージュ」
ナ「…な、なに…？」
ジャ「お前は言ったな？サンジが結婚し、1ヶ月以内に誰と婚約するかを決めると…そろそろ考えておけ」
ナ「………はーい…」
報告という名の会議を終えるとナージュはスタスタと部屋を後にした。
コンコンッ
ヨン「ナージュ、私だ。入っても良いか？」
ナ「ヨンにぃも….はぁ。どうぞ」
ガチャ
ヨン「ん？''も''ってことは……イチジもニジも、もういたのか…」
レイ「あら、遅かったのね」
ニジ「へへ、お前最下位だぜ」
イチ「お前のように行動が遅いやつにはナージュをやるつもりはない」
ヨン「あん？」
ナ「まぁまぁ、座りなって」
ヨンジはふてぶてしくソファにこしかけた。
ナ「で、全員とも何しに私の部屋にきたの？レイねぇも何かあるって知ってるらしいし…」
イチ「さて、と…始めるか」
ナ「…ぇ、何を？」
ニジ「第1回…」
ヨン「『ナージュは誰の嫁に行くのか結婚会議』を始める！」
ナ「え！聞いてない！」
レイ「そりゃ…貴方には言ってないもの……あぁ、提案者はイチジよ？私は…そうね。傍観者とでも思ってて頂戴」
レイジュはクスリと妖しく笑った。チラリとナージュの視界に入るとイチジの顔はこれまでで過去最高のドヤ顔だった。
続く (更新停止中)
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時雨(プロフ) - とても面白いです！是非更新期待してます（≧∇≦） (2017年10月15日 16時) (
レス) id: 838bf855a6 (このIDを非表示/違反報告)
そーけんびちゃ(プロフ) - 更新頑張ってください！待ってます！(≧∀≦)お気に入りしてきモス (2017年10月13日 17時) (レス) id: 2bedc945c7 (このIDを非表示/違反報告)
マイ - リクエストいいですか？。ヨンジと遊園地行く話やヴィンスモーク家で海水浴行く話やイチジとコロシアム行く話が見たいです。 (2017年9月19日 9時) (レス) id: 29791190b2 (このIDを非表示/違反報告)
fai - ネタがないとつらいですよねぇ… (2017年9月17日 5時) (レス) id: 77a8d57a5d (このIDを非表示/違反報告)
AMA(プロフ) - もこさん» んん……ネタが… (2017年9月10日 17時) (レス) id: 9e7b2101f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：AIBR x他1人 | 作成日時：2017年8月8日 10時
