55.結婚の話 ページ22
ナ「は〜い？」
ガチャッ
扉が開くとヒョコリとレイジュが顔を出した。
レイ「ナージュ、みんな父上の部屋に集合よ。…ってあら？どうしてコゼットが…」
コ「えっ…いや……その」
ナ「コゼットに話に付き合ってもらってただけだよ。コゼット、また後でね」
スッとソファから立ち上がるとナージュはレイジュと共にジャッジの部屋へと向かって行った。
コ「…ナージュ様……」
ナージュが出て行った後、しらばらくしてからコゼットも出て行った。
コンコンッ
レイジュがジャッジの部屋の扉をノックした。
ジャ「入れ」
返事１つで部屋に入る。
レイジュとナージュが最後の様で部屋にはすでにイチジ、ニジ、ヨンジが揃っていた。
レイ「…父上、どんなご用で私たちを？」
ジャ「……シャーロット家の娘と婚約同盟を結ぶ事になった。」
「「「!!!!!!!」」」
ヴィンスモーク兄弟は全員大きく肩を震わせた。
ナ「……娘っていう事はイチにぃ、ニジにぃ、ヨンにぃの誰かが結婚するの？？」
首を傾げるナージュを見つめ、首を横に振るジャッジ。ナージュはまた首を傾げた。
ジャ「可愛い我が息子たちを婿にだそうとは思っておらん。そこで…だ。」
ジャッジはスッとサンジの手配書をナージュに手渡した。手渡された手配書を見てニジとヨンジはニヤリと怪しく嘲笑った。
ニジ「はは…これはまた……」
ヨン「……ッフ」
イチ「懐かしいなぁ」
レイ「……………」
ナ「…サンジ兄さん」
ポソリと呟くナージュ。そして顔を合わせてニヤニヤと笑い出すニジとヨンジ。
レイジュは何処か悲しげな表情を見せている。
ジャ「近いうちにサンジを連れ戻し、我々は四皇のシャーロットことビッグ・マムの場でお茶会に参加する。そしてサンジがめでたくシャーロット家の娘と結婚し、同盟を組めた時」
ピッとジャッジはナージュに指差した。
ジャ「その数日後、ナージュにも婚約してもらう」
ナ「へっ？私？」
ナージュは自分を指差した。
「「「!!!???」」」
ニジ「父上!!ナージュにも結婚をさせるのか!?一体何処の誰と！」
ジャ「口を慎め。話を聞け」
唸るニジを黙らせるとジャッジは口を開いた。
ジャ「ナージュにはイチジ、ニジ、ヨンジの誰かと婚約してもらう」
その瞬間、イチジ、ニジ、ヨンジの顔には幸せに満ちた表情が浮かび上がった。
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時雨(プロフ) - とても面白いです！是非更新期待してます（≧∇≦） (2017年10月15日 16時) (
レス) id: 838bf855a6 (このIDを非表示/違反報告)
そーけんびちゃ(プロフ) - 更新頑張ってください！待ってます！(≧∀≦)お気に入りしてきモス (2017年10月13日 17時) (レス) id: 2bedc945c7 (このIDを非表示/違反報告)
マイ - リクエストいいですか？。ヨンジと遊園地行く話やヴィンスモーク家で海水浴行く話やイチジとコロシアム行く話が見たいです。 (2017年9月19日 9時) (レス) id: 29791190b2 (このIDを非表示/違反報告)
fai - ネタがないとつらいですよねぇ… (2017年9月17日 5時) (レス) id: 77a8d57a5d (このIDを非表示/違反報告)
AMA(プロフ) - もこさん» んん……ネタが… (2017年9月10日 17時) (レス) id: 9e7b2101f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：AIBR x他1人 | 作成日時：2017年8月8日 10時
