二次元にトリップしたと思ったら (ページ15)

今日:8 hit、昨日:0 hit、合計:17,224 hit

＜射抜かれたページ15

「お前、まだ消えてねえじゃねえか！」

私の向かいに座るデーモン閣下がそういう

消えるってどういうことよ！

『食べても美味しいって感じる夢見たことあるからなの！多分』

「おいお前！俺にだけタメ口か？」

…あ。

『そういえばみなさんって、何歳なんですか？』

一番真面目に答えてくれそうなミンソギヒョンに聞く

え、先に名前を聞かれると思ってたけどといって笑って

「俺とルハン、それで、ほらあそこにタオの隣に外国人の顔した奴がいるだろ？あいつがクリス…まあ、イーファンっていうんだけど、その3人が一番年上の27歳」

ほー！

イーファンさんの方を見るとすごい好みの顔をしていて、胸がキュンキュンした

あ、目があった

わ、笑われたー！！！！！！

「ねえヒョン、こいつ秒でクリスヒョンのペンになったよ」

は？なんだよデーモン閣下

『さっきからいう、そのペンってなんなの？』

人を不快にさせる魔法の言葉か何か？

「えっ、知らないの？韓国語でファンっていう意味なんだけど」

あっ、イーファンさんの顔が浮かんだ

『あれ、私韓国語ペラペラの設定じゃなかったのかな…』

「あ、そういえば、ヒョンの意味もわかってないんじゃない？」

ちょっとむすっとした表情で聞いてくるミンソギヒョン

その言葉でちょっと笑いが起こった

『えっ、ヒョンって名前じゃなかったんですか、』

「違うよ、えっとねぇ…これ、日本語で説明しないと伝わらない？」

困った表情のミンソギヒョンに得意げな顔をしたデーモン閣下が喋り出した

「俺知ってる！に…にィサン！ニィサン！」

ニィサン…？？

『あっ、兄さん！？』

私があっと思って言うと一瞬閣下はハテナ顔になったけど、すぐにうんうんそれそれと言った

「韓国では、上下関係が厳しくてね、親しい年上の男を男だったらヒョン、女だったらオッパ。
で、親しい年上の女を男だったらヌナ、女だったらオンニっていうんだ。」

へ～なるほど。

『わかりやすい解説ありがとうございます』

と言って小さくぺこっとすると少し照れ笑いをしたミンソギヒョ…ん？？

なんで夢で勉強してるんだ？とも思ったけど、

『？？ミンソギ？？ミンソギさん？？』