二次元にトリップしたと思ったら (ページ11)

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＜意見は曲げませんページ11

『あ、アイドル！？』

「困ったな～、本当に知らない？日本でも結構有名だよ？
日本のテレビとかにも出てるし…」

礼儀の正しい人が頭をかきながらそう言った

アニメ以外のテレビを見ないもんで… と言うと、あ、そっかははといって苦笑いした

わかる、私にはわかる、この人がものすごい優しい人だって事

「イー、エックス、オー！エクソ、エクソ！」

そして急に隣に座ってきたこのデーモン閣下がさっきからうるさい

自己主張が強い人間だな

『だからこんなに豪邸なんですか…』

といって辺りを見渡す

「でも、本当に不思議だねぇ～。目が覚めたら韓国語ペラペラだなんて。僕達の努力を返してほしいよぉ～」

うおっ

急に喋り出したなんか特徴のある喋り方

『？努力？』

特徴的な喋り方の人の方を見て聞くと

あっ努力っていうのはねーと努力の意味を話そうとする私が努力という単語だけわからないと思っているのかな

すると隣からちげーよとツッコミが入る

「イシン、多分この子俺達の事韓国人だと思ってるんだよ」

と綺麗な男の子が

え、綺麗すぎん？正直カッコ良すぎるしかわいすぎない？え、いや、まって、女？？？ベリーショートの女と捉えてオッケー？

いや、それよりも

『あの、寝てもいいですか？』

は？

と殆どの声がハモる

24の目がこちらを見る訳だから、すごく怖い

『いや、あの…普通に考えておかしいですよね？こんなの…あり得ないっていうか、だから多分、夢だと思うんですよね。私の、だから、寝たら多分元に戻ると思うんです』

そうそう、この人達は私の夢の住人なんだと思う

アイドルグループっていうのは、多分テレビで見たのがどっかに残ってたんだろうな

「…寝て、夢じゃなかったらどうすんの」

と眠たそうなジョンイナが…

え！眠くないの？てか寝てたんじゃないの？

『ジョンイナさんは、夢じゃないと思いますか…？』

私がそう聞くと、だって俺らが夢を見てるんじゃないからと言う

まあ確かにそう？なのかも？

『いや、それも私の妄想かもしれませんよ』

でもこれは夢だ！！