Best Of Me (ページ8)

今日:5 hit、昨日:3 hit、合計:20,861 hit

8 君に会えた日ページ8

私は立ち上がって、
キッチンで片付けていた。

tae「A」
A「終わった？」
tae「もう帰らなきゃ」
A「うん」
tae「ごめんね」
A「平気また逢えるんだもの」
tae「逢えるよすぐ来る」

A「なら、平気だよ。テテもがんばって」
tae「Aのスマホ貸して」

渡すと番号を打ち込んでる。

tae「これで、声が聞ける」
A「うん、テテが淋しくなったら、
かけてきて、いつでもいいから」
tae「Aも」
A「うん、かけるよ」

玄関に向かってるテヒョンについていく。
振り返って笑う。

tae「今日はきっと、人生2番目にいい日だ」

A「1番目は？あっ、デビューの日だよね」

tae「初めてAに会った日」

ドアを閉めながら聞こえた。

カトクが来た。

ツアー始まるから、しばらくソウルにいないから、ごめん

がんばって、ずっと見てるよ

たった１日で、わたしの毎日が変わってく。
テヒョンを追いかけてる事には、
変わりはないけど。

壁越しだったテヒョンが、
こっち側にいきなり飛び出してきたから、
まだ信じられない気持ちと、
夢を見てるんじゃないかなとか、
そんな事を思っている。