10 優しい仲間に守られてる ページ10
カーテンの向こう側に歩いていく。
jin「おかえり」
jim「全く、手かかりすぎ」
ho「テヒョンにはさ、Aちゃんいないとだめなんだから」
jin「もう、解ったよな? 」
A「ごめんなさい」
泣き出したAを、ジンが兄らしく問いただす。
jin「一年前に言ってやれなくて、ごめん」
首を横に何度も振った。
A「テテと離れてる間、苦しくて、
眠れなかった、私が決めた事なのに」
yu「俺らもさ、もっと支えていけるように、
変わったつもりだから」
ho「今日は。みんなで打ち上げしようぜ、
久しぶりに騒げる」
jim「テヒョンがさ〜。つまんなそうで、
乗ってこなくて、こっちまでつまんなかった」
みんなの後から、
テヒョンと手を繋いで歩いていく。
優しいお兄さん達だなって思う。
私にも兄弟とかがいたら、いいなって、
テヒョンは、
みんなに守られてるんだなって思った。
みんなで、ご飯を食べて少しほろ酔い加減で、
帰りの車の中、テヒョンが、
私の肩にもたれて眠りはじめた。
すごく優しい表情だった。
みんなも、安心したように、
アクビが伝染していく。
rpm「明日、空き日だから、
また、このホテルにテヒョン連れてきてよ。
任せたから」
本当なら、だめなんだけどな って顔をして。
タクシーから、みんなが降りていく。
テヒョンは、眠ったままで。
A「本当に寝ちゃったの? 」
顔を覗き込むと、目を開けた。
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作者名:如月ゆい | 作成日時:2017年8月13日 0時