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5 君に足りないもの ページ5

yu「大学はどう? 」
A「楽しいよ
色んな事覚えないといけないし、
課題がいっぱいで」

yu「この前、バラエティの、
ダンスバトルに、出てたよな」
A「見てたんだ」
意外そうな表情。

yu「そりゃ、同じ事務所だしな」
A「だめだったけど」
jim「あれは、審査員の見る目がない」
A「ジミナ」
jim「贔屓目なしで、Aのが良かった」
A「そう思ってくれたら嬉しいな」

yu「多分、Aに欠けてる物は、
どうしても勝たないといけないとか、
そう言う焦りがないとこかな、
何かを守りたいとか」

A「そうなのかもしれない」
ダンスに対して。
正面から向き向き直れてないんだって、
解ってた。

yu「練習、観てくだろ? 」
A「うん、もちろん」

BTSのダンス風景は、
いつ観ていても楽しいし、引き込まれる。
飽きる事なんて、ないんじゃないかな。
ダンスにも、性格が出るんだと、観てて解る。

とにかく一生懸命、一途な性格が出るジミン、
あたえられた課題をこなすジン、
それ以上の事をやってのけるホソク、
それ以上を求めるユンギ、
若い力を持て余してるのが、ジョングク。
少し、抜け感のあるテヒョン。
そんなみんなをまとめて、
1つの流れに持っていく、
レプモンのリーダーの資質。

私も男だったら、良かったと思った。
あの中に、すんなり入れる男の子だったら。

ho「あれ、Aは? 」
jim「練習観てたはずだけど」
ho「一緒にご飯誘うつもりだったのに」
jok「どうせまた、
どっかで落ち込んでるんだから、探してくる」
ho「俺が行く」
そう言うホソクに、一瞬、ビックリした。

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作者名:如月ゆい | 作成日時:2017年7月29日 1時

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