I miss you (ページ15)

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15 ドキドキしてたページ15

ホソクの手が、髪に触れ、耳に触れた後に、胸の上で止まる。
キスが耳元に落ちて、息がかかる。
A「やっ」

ホソクが嫌な訳じゃない。
ただここじゃ嫌なだけだった。
だって、ここには、
ユンギとジョングクがいるから。

ho「声が嫌って言ってない」
余裕のある声が憎らしい。
ボタンを１つはずして、
指がすべりこんでくる。
手で、自分の声を抑える。
ho「可愛い」
もぅって、目で訴えたら、
ho「解ってる」
それ以上は進まないのが、
ホソクの優しさなのか、
残酷なとこなのか解らない。
ho「俺も、すげー、ドキドキしてるし」

モテるのが当たり前の、
女の子には慣れてるはずのホソクなのに、
私に見せてる少年みたいな表情は、
嘘には見えない。

長いツアーに入ると、
電話の回数もメールすら少なくなる。
カトクを送ると、負担をかけそうだから、
メールで、近況を書いて送る。

週に一度、返事が返ってくる。
好きが多すぎたら、
きっと喧嘩になって、
別れが早くなるんだろうな、
なんて思ってる私はまだ、
ホソクだけを好きな訳じゃないのかなとか、
馬鹿なことを考えていた。