Do Kyung-Soo all the future 2 (ページ14)

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14 迎えに来たページ14

A「だめだよ」
って言う私の声より、先に。

dio「ヒョン、そこまでにしといて」

って、ギョンスの声が聞こえて、
シウミンの腕を抑えてるギョンスを見た。

dio「Aは、違うから。
ヒョンの好きな人とは」
ハッとした表情のシウミン。
xiu「何してたんだろ、ごめん、Aに」

dio「知ってた。ヒョンが。
Aの事見てたの。
だけど、解ってても仕方ない事ってあるし」

怒ってはいないと言う顔をして、
私を引き寄せたギョンスの手は、
暖かくて、ドキドキって、伝わってきた。

xiu「今日、Aに、付き合ってもらって、
何かホッとしてた」
dio「うん」
xiu「ちゃんと、5年間を埋めれたんだなって」
dio「Aだからな」
xiu「俺も、もう断ち切らないとな」

そう言って笑ったシウミンの、
目は曇り一つなくて、優しかった。

xiu「そうだ。A、これ」

ポケットの中から、小さな箱を出した。
xiu「代わりに持っててほしいんだ」
A「これ」
私が見てたのに、気付いてたんだ。
ギョンスは、何も言わずに、見てる。
xiu「俺もう少し、ここにいるから、
先に帰ってていいよ」

海を見ながら、言ったシウミンに、

ch「ヒョン、迎えにきた」
って。チャニョルが、声をかけた。
xiu「ニョル」
ch「あの店に一緒に行ってたの、俺だったろ？
あの場所を、無くして淋しいのは、
ヒョンだけじゃないから」

シウミンをチャニョルに、任せて、
dio「じゃ、ニョル、今日はありがとう」

Aを、連れて車に戻る。