10 チャンミンだけがいない ページ10
片付けを、終える。
東京初日を終えて、
皆、ホッとした顔をして見えた。
「さっ、打ち上げ行きましょうか」
スタッフの声が聞こえた。
チャンミンの言ったのは、この事なんだ。
少しがっかりしつつ、打ち上げを楽しむ事にした。
みんなと、連れだって行ったのは、中華料理店。
ワイワイと楽しく食べるのには、向いている。
少し、油っこいのと辛いのは苦手だけど。
桂花陳酒を、グラスにもらう。
ユノが、挨拶をして、乾杯をする。
チャンミンがいない。
あれ？ みんなが、チャンミンの事を聞いた。
yun「なんか、予定が入ったとかで、
まっ、みんなは楽しんで、今日は」
チャンミンがいないのに、
気づかないなんてはずはない。
さっきまでいたのを、覚えてる。
立ち上がって、店の外に出た。
ユノは、そんなAを見送る。
まだ、外は11時で、人も多い。
chm「正解」
頭の上で、声がした。
A「いなかったから」
chm「空けておいてって、言ったろ」
A「打ち上げかと」
chm「打ち上げは、いつもの事」
チャンミンは、そのまま路地を歩き始める。
chm「行くぞ」
いつだって、一方的で、それでいて、
私の歩幅に合わせてくれてるのが解る。
A「どこに？ 」
急いで、あとを追いかけていく。
chm「キュヒョン達が、来てる」
A「えっ、達って？ まさか、ギュライン？ 」
chm「知ってんだ」
A「有名ですから」
chm「全員じゃないけどな。今日は」
A「でも 」
いつもより上を見上げて、話すのって、
なんか新鮮だなって、思いながら。
chm「何だ」
A「何で、私を？ 」
chm「解らない」
チャンミンにも、はっきりとは解ってなかった。
Aの、今までを見てきて、
話をしてみたいって、思ったせいもある。
1対1で、誘うのは、まだ早い。
そうやって、痛い目に合うやつを、
何度も見てきたから。
A「変なの」
クスクス、笑うとこも可愛いと思う。
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如月ゆい(プロフ) - さちっちさん» 楽しみにして頂けて、ありがとうござぃます(^^) ２年って、あっと言うまのようで、長い。一推しの方だと特に、そう感じたりします。東方神起、活動楽しみですね。 (2017年6月12日 14時) (
レス) id: 12167f5694 (このIDを非表示/違反報告)
さちっち(プロフ) - ほんとにもうすぐ帰ってきますね！続き楽しみにしてます(^^) (2017年6月12日 13時) (レス) id: dc893619d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：如月ゆい
| 作成日時：2017年5月29日 2時
