38 約束を守りに ページ37
ベッキョンの言葉に、人には誰でも隠しておく大事な何かを持ってるんだなって、気がついた。
チャンミンの横で笑う君を、
何故、忘れられないのか。
ch「いたいた、隅っこにいないで、
踊ろうぜ、ディオが俺に合わせて踊るって」
よっぽど、ギョンスの反応が嬉しいのか、
テンションの高いチャニョル。
be「行こうか」
テミンに、合図して立ち上がる。
ch「たまには、ダンスバトルしようぜ」
be「カイがいなくて正解」
こんな風に友達の笑いと、お酒と、
ダンスがあれば、いつかは、
君を思い出にしていけるのかな。
伝えたって、仕方がない事もある、
押し付けるだけが愛じゃないと。
chm「明日さ、約束守りに行こうか」
チャンミンが、私の手にそっと手を重ねる。
その手が暖かいから、
これは夢じゃないんだなとか、
お酒で少し酔った気分の私は、
その横顔をただ見ていた。
高級店が並ぶシャンゼリゼ通り。
チャンミンは、
迷いもなく一軒のお店に入る。
一瞬、躊躇う高級ブランド。
店員「いらっしゃいませ」
chm「A、どれにしようか、
これは、君に決める権利譲る」
真面目な顔で、私の手を取る。
どれも素敵で、迷いの森に入りそう。
A「チャンミンとお揃い？ 」
石のリングは、場所を選ぶから。
chm「お揃いは、マリッジリングだから、
これはAの選んだのを」
お店の人を見て、
chm「エンゲージリングなんです」
と、言葉を付け足した。
店員「おめでとうございます」
私が選んだのは、
エメラルドのホワイトゴールドリング。
chm「それにすると思ってた」
ケースを覗きこんでた私の耳元で、声がした。
チャンミンは、店員が包んでくれてる間に、
宝石の散りばめられた装飾品の、
コーナーを見ていた。
A「綺麗ね」
chm「誕生日に、１つずつ集めていくか？ 」
A「チャンミンは、私に甘すぎだよ、
それに、このブレスレットと、指輪で充分だから」
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如月ゆい(プロフ) - さちっちさん» 楽しみにして頂けて、ありがとうござぃます(^^) ２年って、あっと言うまのようで、長い。一推しの方だと特に、そう感じたりします。東方神起、活動楽しみですね。 (2017年6月12日 14時) (
レス) id: 12167f5694 (このIDを非表示/違反報告)
さちっち(プロフ) - ほんとにもうすぐ帰ってきますね！続き楽しみにしてます(^^) (2017年6月12日 13時) (レス) id: dc893619d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：如月ゆい
| 作成日時：2017年5月29日 2時
