19 溜息交じりの片思い ページ19
近くに、
公園があったのを知っていた。
A「そんなに走れないから」
be「ごめん。ちょっと頭冷やしたかった」
夜の公園は、ひんやりした空気に包まれてて、
怒ってた私も少し落ち着いた。
A「ちゃんと、話して」
be「俺の事、好きになって」
いきなり、ストレートを投げてくるのが、
ベッキョンらしい。
いつでも、思ったらすぐに行動に起こしてる、
そんなとこがベッキョンだと思ってた。
A「だから、いきなりすぎって」
be「初めて会った時から、ずっと見てた」
ギュッて、抱きしめられたベッキョンの声が、
頭の上で聞こえた。
A「だめだよ、EXOは、これから何だから」
be「ヒョンなら、いいの？ 」
A「それは、全然違う事だよ」
be「同じだよ、俺とヒョンは」
チャンミンは、私にとっては、
雲より遠い人なのに、
何故、ベッキョンは、
そんな事を聞いてくるんだろう。
be「ごめん、無理な事言った」
目に入ったブランコに、座る。
be「ちょっと、休んでいこ」
A「うん」
be「もっと、早く言っとけばよかった」
じっと、ベッキョンの顔を見ていた。
とても優しい目をしてる。
ベッキョンの笑うと、
泣いてるみたいな表情の笑顔が大好きなとこ。
夜の公園、ブランコが揺れる音が響く。
まるで、私の心みたいに。
be「片思いも、悪くはないか」
小さくつぶやいたベッキョンに、
私は何を言えばいいのかを考える。
A「私も、いつも片思いしてきたよ、
失恋だって」
be「Aの好きな人は俺じゃないんだけど、
まだ失恋にはしたくない」
ブランコを、ゆっくりと漕ぐ。
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如月ゆい(プロフ) - さちっちさん» 楽しみにして頂けて、ありがとうござぃます(^^) ２年って、あっと言うまのようで、長い。一推しの方だと特に、そう感じたりします。東方神起、活動楽しみですね。 (2017年6月12日 14時) (
レス) id: 12167f5694 (このIDを非表示/違反報告)
さちっち(プロフ) - ほんとにもうすぐ帰ってきますね！続き楽しみにしてます(^^) (2017年6月12日 13時) (レス) id: dc893619d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：如月ゆい
| 作成日時：2017年5月29日 2時
