15 君といたら安心したから ページ15
chm「来週から楽しみだな」
A「日本の冬は、寒いけど、
こっちよりは少しはましなところだけど、
暖かくして風邪をひかないように」
そんな事位、チャンミンにだって解ってるはず。
chm「なんか、また眠くなってきた」
A「えっ」
毛布を掴んで2人にかけて、
チャンミンは眠りはじめる。
chm「まだ帰らないで」
A「じゃ、せめて、ベッドに入って、
風邪ひいちゃうから」
眠そうな目で立ち上がるチャンミン。
chm「おいで」
それって、寝ぼけてるのかな?
チャンミンの眠気を覚ますのが、
嫌だからその腕の中に、
寄り添うようにベッドに入る。
静かに寝息をたてはじめるチャンミン。
長い睫毛が、空気の流れにバサっと揺れる。
本当に眠かっただけなんたな。
少しホッとした。チャンミンの寝顔を見てたら、
Aも、眠くなってきて、
静かに、寝息をたてながら眠りについた。
暖かいな、ふわふわした何かの夢を、
みてるつもりだった。
いつまでも覚めない夢に、俺は目を開けた。
隣の女の子、Aがいた。
本当に帰らないでくれたのは、嬉しかったけど、
安心した表情で眠られると、すこし悔しい。
一応、俺も男なんだし。すこしは警戒しろよ。
背中を向けて眠っているのが、
君の少しの警戒心?
小さな寝返りをうつA。
(あれ、何かにぶつかった? )
小さく目を開けたら、
目の前に、白いTシャツが目に入った。
A「えっ」
chm「起きたか」
声にビックリした。
chm「いつもビックリしてるな」
A「当たり前です」
目線を合わさないように、また背中を向ける。
チャンミンの腕が伸びる。
©hm「髪の毛、柔らかい」
優しく髪を撫でられるのは、
家族以外では初めてで、
どう答えていいのか解らない。
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作者名:如月ゆい | 作成日時:2017年4月5日 1時