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26 嬉しい時間から、嫌いな時間に ページ26

頰に、額に、まぶたに、キスが落ちてくる。

耳元で、テヒョンのハスキーな声が聞こえる。
te「いや?」
首を横にふる。
ホッとした笑顔を見せて、
耳から首筋に胸にと、唇が触れていった。

白い首筋の細さにドキッとした。
その指の先一つ一つの動きを、
追いかける。
私の指に、その指を絡めてくる。
テヒョンの鼓動が、耳元で聞こえる。

静かな呼吸が、テヒョンも一緒にいて、
安心してくれてるんだなって、
私にも伝わってくるから、
嬉しくてテヒョンの手に、そっとキスをした。

朝が来て、眩しそうな目で布団から、
顔を出してるテヒョン。
一瞬、キョトンとして、すぐに笑って
te「Aがいる」
って、抱き寄せられた。


テヒョンが、部屋から出ていくのを、
見送る瞬間が1番嫌いな時間だ。
それをテヒョンも知ってるから、
私の方を、普段の日は見ないで帰って行った。

なのに、今日はギリギリまで私の顔を見てる。
A「見過ぎって」
te「飽きないからいい」

ギュって最後に抱きしめて、
キスを1回したあとに、
目を合わせないで部屋を出ていくのは、
いつもと同じで、安心した。
テヒョンは、私に甘すぎるから。

そんなテヒョンがいなくなったら、
私は、その生活のアンバランス差にとまどう。

宿舎に戻ると、ジョングクに、
jo「誤魔化すの大変だったから」
って、頭を軽くポカって殴られた。

誰にも迷惑はかけてはいないから、
それくらいは我慢しといた。
今日から4ヶ月続くワールドツアー。
気を引き締めないと、
緩みが失敗に変わる事もある。

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設定タグ:BTS、all , テヒョン、テテ、V , 防弾少年団   
作品ジャンル:タレント
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作者名:如月ゆい | 作成日時:2017年3月1日 23時

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