16 恋愛禁止解禁 ページ16
じっと、目を覗きこまれるとやっばりドキドキする。ユンギが溜息をついて、ホソクの横に移動した。
ちらっと、テヒョンの方に視線を飛ばして。
テヒョンが、立ちあがる。
解ってるのに、足は入り口の方に向かう。
少し冷たい空気に当たりたかった。
恋愛禁止って言葉は、事務所に入る時に釘を刺された。ずっとそれを守ってきてた。
たまに、女の子とは遊んだけど、
本気じゃない、
その場限りの遊びのつもりだった。
jin「よく、解んないけど、助けてやったら」
ジンが、すれ違い様に言った。
ポケットに手を突っ込んだ。
ガチャって、音がした。
俺の鍵に付けてたストラップに、
Aのストラップが、絡まる。
まるで、今の俺らみたいだな。
絡んだ糸が解けるみたいに、
もう、自分できつくした
恋愛禁止解いてもいいかな。
部屋に戻ると、Aの右隣が空いてた。
烏龍茶を2人分貰って座る。
Aの前に、グラスを置く。
te「もう、飲むな」
来た来たって顔のジョングクは、
ジミンの方を向いて、
何かふざけた遊びを始めた。
急に、テヒョンが私の横に座るから、
どうしたらいいのか、固まる。
te「鍵出して」
A「えっ?」
訳も解らないまま、鞄から鍵を出す。
te「落ちてたから、Aのだろ」
ポケットから、ストラップを出して、
Aの鍵につける。
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作者名:如月ゆい | 作成日時:2017年3月1日 23時