JUST ONE DAY 2 (ページ4)

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4 わたしの知らないグクページ4

君を守りたかったから、だけど、そうじゃないんだ。BTSのためなんて、言いながら、自分の夢を選んだ僕を、君は笑っていいよって言ってくれた。

そばにいたいって言う、
君の声が聞こえなくなってた俺の心。

近くにAがいる事に甘えてた。
いつでも会えるって、距離に甘えてた。

時々、エレベーターを、降りてくるAを、
見かける。笑顔で、俺を見送ってくれる。

もうAには別の恋人がいるのかもしれない、
幸せそうな笑顔。
俺だけに、向けられることはもうないの？

ジョングクの、顔から笑いが消えた。
TVに映るジョングクには、
変わりはなく見えた。
だけど、バックステージのジョングク、
ううん、ジミンも、ユンギですら、
表情がなにかを思い詰めて見えた。

何かあったの？
ジョングクとは、あれから何度か、
電話で話す事はあった。
けどこの数ヶ月、お互いが忙しくて、
連絡を取り合う事もなくなってた。
こんなに近くにいるのに。

距離と想いは別物なんだ。
手の届く距離なのに、心はいつも反対側だね。