JUST ONE DAY 2 (ページ16)

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16 リーダーだから見える事ページ16

今日は、自分の気持ちが抑えられなくなるのが、怖かった。
JO「帰る」
A「えっ」
不意に、立ち上がったジョングク。

SU「ちょっと待って」
いきなり、帰ると言い出したジョングクに、
スホが声をかけた。

SU「一応、EXO のリーダーだからね」
って、断ってから。
SU「ここじゃなんだから、落ちついて、
奥で話してきたら？」

新しい宿舎には、使わない客室があった。
SU「Aもいいよね？」
頷くと、スホに肩を叩かれる。
私に、何かを見つけさそうとしてくれてる。
ジョングクも、立ち上がって部屋に入る。

ベッドの横にあるテーブルに、
ミネラルウォーターの入ったグラスを、置く。
SU「落ちついて話して、出ておいで」

xiu「さすがは、リーダー」
シウミンが、小さく手を叩く。
SU「おせっかいさにかけては、まだ負けない、
TEM「だって、バレバレだし、
それにもういいんじゃない？」

ジミンとテヒョンに向かって言った。

何となくだけど、BTSのメンバーが、
自分とのギャップに追われてるような気がしてた。
別のグループの事だから、気にする事はない。

だけど、Aが関係してるのなら、
放ってはおけなかった。
自分の恋を我慢する事はない。

どんな困難な時期でも、スホの笑顔が
いつもメンバーを支えてくれてた。

オニュが、小さく見習わないとって
つぶやいたのを、テミンが、
ヒョンが1番だからって、肩にもたれた。