JUST ONE DAY 2 (ページ15)

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15 君がいた頃のことページ15

ジミンから、テミンが聞き出した話。

小さいAが、何故、
ここまで頑張らないといけなかったのか、
どれだけ努力したかを知る。
Aへの小さいながらも、
恋心が生まれかけてたけれど、
それは大切な妹への想いに変わった。

JO「Aには、誰がいるの？」
A「私？グクもジミニも、みんないるよ」

伝わらない想いは、
どう伝えていけばいいのかを
ジョングクは考えていた。
もう、Aの中で僕は想い出に変わったの？

ジョングクが何でそんな事を聞いてくるのか、
解らない。声のかけ方を違えたら、
2度と話が出来なくなるんじゃないかなって、
Aは次の言葉を、探してた。

そんなAを見てて、ジミンは気付いた。
Aがいた頃のBTSのメンバーの表情を。
まだ、テヒョンはいなかった頃のみんな。

Aを囲んでは、練習開けに、床に倒れて、
窓から見える青空と白い雲が流れていくのを、
ただ時の経つのを感じていた。
EXO のメンバーとの違い。
精神の安定感なんだって事に。
ジミンは、Aに一体、何があるのかを見ていた。

ひたむきなところは、変わらない。
自分に出来る範囲を間違わない、
人の領域には、決して踏み込んでこない。
Aのそんなところが、
ジミンは好きだった事を思い出した。

チェッ今更、初恋に気がつくなんて遅すぎ

テミンは、横でジミンに言った。
TEM「みんな、同じ事を考えてると思うよ」
JIM「解るの？」
TEM「気がついたから、どうすればいいかって」
JIM「すごいな」
TEM「だね」