JUST ONE DAY 2 (ページ2)

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2 かけれない電話ページ2

BTSが、デビューしてから3年がすぎた、確実に僕らはアイドルの座を固めていってる。それだけの努力はしてきたつもりだった。

だけど、俺は本当にやりたい事を
やれてるのかなって、疑問になる時があった。
特に、ユンギを見てたら、
余計そう思うのかもしれない。

夜中に、1人で部屋でパソコンを立ち上げて、
作業をコンコンと詰めるユンギ。
RM「寝ないとだめだ」
リーダーが、止めるまで続ける。
YU「眠れない」
そうつぶやくユンギの声。

不安なのか、時々、テヒョンが、
夢でうなされた声をあげる。
HO「大丈夫だから」
って、声で飛び起きた
ホソクが部屋に入ってきて、
テヒョンを落ちつかせる声が聞こえる。

ジミンは、頭から毛布をかぶって
眠ったふりをしている。

ジンが、1人1人の寝顔を
時折、見に部屋に入ってきてるのを、
ジョングクは、知っている。

人気が、上がれば上がるほど、
ユンギのパソコンのキーボードを叩く音が、
激しくなる。
誰かが、を止めてくれないから。

かける事のない番号が、俺のスマホにはある。
同じマンションの中にいるA。
彼女は、今ではEXO
の事務所の名プロデューサーの一員として、
名前も知れ渡ってきた。
もう、本当にぼくのAじゃないんだ。

JO「どっか行きたい」
ポツリと、つぶやくと、
YU「だな」
ユンギが、パソコンの電源を落とす。
JIN「グクは、もっと自由でいいと思うよ」
ジンが、兄貴らしく優しい言葉をかけた。