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5 テミンばかり見てた ページ5

Aも明日から、また仕事が始まる。
いつもと違う週の始まり。

テミンが、もしかしらまた来るのかもしれない。
でもあまり、期待はしてもいけない。
TVの中のテミンが、
ほんとにここにいたのかも不思議だった。

テミンの表情は、まるで万華鏡みたいに変わる。
遠くを見る目をしたままなのには、
変わりはないけれど。笑ったり、少し怒ったり、
困った表情を浮かべたり。
周りの空気に溶け込んでる。
アッシュに染めた髪の色が、よく似合ってる。

週に一度、休みの朝は公園に出かけるのが、
Aの習慣。もう1年続いてる。
朝の空気だけは、このソウルでも冷たくて、
心地がいいから、なんとなく習慣になった。

あれから、テミンからはメールは来ない。
カムバックの準備だと、
インタビューに答えてるのを観た。

頑張ってるテミンを観るのは好き。
見えないところで、どれくらいの汗と涙が、
彼の頰を濡らしたのかを考える。

いつものように、イヤホンを耳に付けてスマホのスイッチを入れる。
聴こえてくるのは、SHINeeのカムバック曲。
毎回、テミンのボーカルが、
前に打ちだされてくるように
なってきたのが嬉しい。

広い公園を、二周して、
ペットボトルの水を飲み、
ベンチに腰掛けてひと休みをする。

TAE「久しぶり、元気にしてた?」
不意に、後ろから声が聞こえた。
最初は、聞こえなくて、気配で振り返って
ビックリした。

TAE「あっ、音楽聴いてたんだ」
A「お久しぶりです」
TAE「パズル進んだ?」
A「1日1個進めばいいかなと」
笑いながら、言った。

6 朝のひと時→←4 縁は結ぶもの



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設定タグ:SHINee , テミン、テミナ , TAEMIN   
作品ジャンル:タレント
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作者名:如月ゆい | 作成日時:2017年1月11日 23時

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