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ハナコトバ 33 ページ36
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この声聞き覚えある。
そう、
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廉だ。
きっと避けてることについて怒ってるのだろう。
私は 誰もいない教室へ連れていかれた、
こういう時に限ってなんで誰もいないの。
「なあ、なんで俺のこと避けてんの」
ああ、ついに聞かれてしまった
私はなにも言い返せず下を向いたまま黙る。
「黙ってんとちゃんと答えて。」
そう言って
私の顎を掴んで無理やり上を向かされた。
嫌でも目が合うこの距離。
『やだ。』
廉とさくらがキスしてたから避けてる
なんて恥ずかしくて言えない。
「俺なんかした?」
何も言えない。言い返せない。
すると誰かが教室に入ってきた。
「したよ。」
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先輩 ?
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作者名:杏 | 作成日時:2017年6月15日 16時