ハナコトバ 25 ページ27
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さくらサイド
休み時間の時
顕嵐くんから 連絡がきた
アランちょっと話したいことあるから放課後会えない?
なんとなく別れ話だなって思った
さくら会えるよ!私も話したいことあったんだよね!
嘘ついた。 話したいことなんて無いよ
アランなら良かった。じゃあ、屋上で待ってる
''''''
ついにやってきた 放課後 。
私が屋上に着いた時には もう顕嵐くんが居た
「顕嵐くんお待たせ!」
顕嵐くん、笑ってるつもりなのかな
すごい 顔引きつってる
やっぱり 別れ話か
「さくらちゃん「顕嵐くん」」
わざと言葉を被せた
だって
私 、顕嵐くんから別れようなんて言われたら
生きてけないと思うの
こんなに好きになった人 初めてだから。
もう一層の事
自分から別れを告げようと思った
だから 私は 今から 彼に別れを告げる
「顕嵐くん、別れよう」
ああ、言ってしまった
本当は別れたくない
本当は顕嵐くんとずっと一緒に居たい
そんな気持ちを心に閉まって
私は必死に涙を堪えた
「わかった」
顕嵐くんは少し浮かない顔をしているけれど
あなたはこれを望んでいたのでしょう ?
顕嵐くんが去った後
私は ずっと我慢していた涙が溢れ出た
こんなに泣いたの初めてかもしAい
私は 最後の最後まで なんでカッコつけたがるのだろうか
そこが私の悪い所だ
最後ぐらい 泣けばよかった
最後ぐらい 女の子らしさを出せばよかった
もし あの時 私が 泣いてたら 少しは変わってた?
色んな感情が溢れ出る
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今までありがとう。 顕嵐くん
大好きだったよ
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作者名:杏 | 作成日時:2017年6月15日 16時