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「じゃあ、また何かあったら言えよ」
「うん、ばいばい」
上鳴には全てを話した。
上鳴は何かがひっかかるようで。ずっとおかしいと言っていた。アイツ馬鹿なわりには勘とかはあたるからな、こわい。
「一緒にかえるか？」
「うん！帰る」
俺は轟の言葉に甘えて一緒に帰った。
「あの、ごめんな。迷惑かけて」
「別に…」
轟は真っ直ぐに俺を見ていた。
そんな顔で見るなよ、イケメン野郎。
帰り道はなにもなかった。
無事に家に帰れた。
俺の考えずぎなのかもしれない。
こんな男子高校生に何かしてくる奴なんていないだろう。
家で一人、テレビを見ていた。
するとゴトッ、と何か音がした。
テレビをつけていても分かるくらいの音だった
玄関の方からだった。俺の家は玄関のドアにポストがついている。おそらくそのポストに何か入った音だった。
「なに？…新聞にしては早いよな」
いや、新聞のはずがない。おかしいだろ。
中を見るとそこには白い封筒があった。
結構厚みがあるな。
「名前書いてない。…誰から？」
疑問に思いながら封筒を開け中身を見た。
「ひっ！？」
思わず声が出た。おかしいだろ、狂ってる。
誰だよこんな事した奴っ
するとスマホがなり始めた。
「いや、だっ…だれっか」
恐怖で足がすくんだ。スマホを見たくない。
思わず涙が出た。
こんなはずじゃ無かったんだ。ヒーロー目指して、皆を笑顔にして。俺が皆を助けたいのに。
俺の夢なのに。
なんで、こんな。情けない事になってんだよ。
そんな時家のチャイムがなった。
夜の10時。こんな時間に俺の家に誰が来るんだよ。俺は何とか玄関の方に行き、除き穴で外を見た。
俺はそこにいる人物を見て安心した。
「轟！！」
「！…なんで泣いてるんだよ」
「な、あれ…どうしたらいい。俺、もぅ無理だ」
俺は玄関で轟にしがみついた。
友達の前で泣くとかどうでも良くなった。
「なんだよあれ…」
轟はそう言って俺の家に入った。
その封筒の中を見た。
「お前の写真ばっかじゃねえか…しかも、なんだこの白いやつ…」
封筒の中には俺の写真がたくさん入っていた。
しかもその写真１枚１枚には何か白い粘っとした液体がついていた。
その液体の正体はだいたい想像がつく。
轟は真顔で写真を確認していた。
「もう、いいよっ…汚れるから」
「白石これ、触ったの？」
「え、…触ったよ」
「…へえ」
轟はそれを燃やして消した。
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まま - いま、まじでサイコーでしたほんとに、今度はかっちゃ( '-' )ノ)`-' )ﾎﾞｺｯ (2019年4月3日 0時) (
レス) id: 2ce92384cd (このIDを非表示/違反報告)
黒田先生(プロフ) - 最高…でしたw (2017年10月24日 18時) (レス) id: eff5283ed6 (このIDを非表示/違反報告)
斉賀(プロフ) - イイわ (2017年10月12日 18時) (レス) id: cc12e08766 (このIDを非表示/違反報告)
ふじさん(プロフ) - 美澄さん» ありがとうございます！機会があればその漫画読んでみますね！ (2017年9月30日 13時) (レス) id: 1e445bce16 (このIDを非表示/違反報告)
美澄(プロフ) - カラーレシピっていう漫画に似てる！！轟バージョン見れてめっちゃ嬉しいです！！！！ (2017年9月30日 1時) (レス) id: 1aee2725db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふじさん | 作成日時：2017年9月3日 1時
