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「大丈夫か？」
俺はあの後轟を呼んだ。
「大丈夫じゃない。怖い、嫌だ。」
震えが止まらなかった。なんで、なんで俺なの。なんで岩井さんなの。
「警察呼ぶか？」
「駄目っ、やめて、俺将来はヒーローになるんだ。こんなん広まったら泣くぞ。」
「別に泣くのは構わない。それより今度岩井見たら逃げろよ。」
「…うん」
「怖いか？」
轟にそう言われたので俺は小さく頷いた。
「朝、学校一緒に行くか？」
「え、いいの？」
「ああ、俺がいた方がいいだろ」
「うん！…じゃあ、よろしく」
俺は轟に言った。
なんで岩井さんあんな事したんだろ。
俺、あんなに良い人だと思ってたのに。
しかも轟はそれをスグに見極めた。気をつけろって。
「それじゃあ、明日な」
「うん」
轟は家に帰っていった。
これで大丈夫なのかな。轟がいるから大丈夫だよな。轟は優しい。最近話たばかりなのに、こんな俺の事に気を使ってくれて。
「申し訳ないな…」
次の日の朝
昨日の事が頭から離れずなかなか寝付けなかった。岩井さんを信じている所は少しある。
だって、あんなんする人じゃないだろ。
俺はそんな事を考えながら家を出た。それから轟はすぐに俺の家に来た。
今日は視線を感じない。おそらく轟がいるから
何事もなく教室についた。
「おはよーって、なんでお前ら一緒に登校してんの？」
「え…」
上鳴に言われて戸惑った。
しまった、言い訳とか考えてないし。
「仲良くなったから」
突然轟が言ったので驚いた。
「へえ、いがいだな。」
上鳴も少し驚いていた。
そう言えば、上鳴には岩井さんの事言ってねえ。一応言った方がいいよな。一番付き合い長いし。
俺は昼、上鳴に話す事にした。
「はあ！？まじかよ…」
「お前声でかいっ、静かにしろよ」
いつものように食堂で２人並んで食べていた。
岩井さんの事を話すと上鳴は驚いていた。
「ホントに岩井さんだったのかよ」
「絶対にそうだって、声がもろだったし」
「うわ、えぐいな。じゃあ、ストーカーも岩井さんって事か」
「そうだと思う、岩井さんしかいないよ。
…あ、でも今日はストーカーされてないと思う」
「あ？…なんで」
「今日は視線感じなかった」
そこで上鳴は顔をしかめた。
「…おかしくねえか」
「え、なんで」
「まずなんで自らバレるような事するんだよ。」
「し、知らねえよ俺に聞いても」
「だよなあ」
上鳴はときどき変な事を言う。
やな感じだ
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まま - いま、まじでサイコーでしたほんとに、今度はかっちゃ( '-' )ノ)`-' )ﾎﾞｺｯ (2019年4月3日 0時) (
レス) id: 2ce92384cd (このIDを非表示/違反報告)
黒田先生(プロフ) - 最高…でしたw (2017年10月24日 18時) (レス) id: eff5283ed6 (このIDを非表示/違反報告)
斉賀(プロフ) - イイわ (2017年10月12日 18時) (レス) id: cc12e08766 (このIDを非表示/違反報告)
ふじさん(プロフ) - 美澄さん» ありがとうございます！機会があればその漫画読んでみますね！ (2017年9月30日 13時) (レス) id: 1e445bce16 (このIDを非表示/違反報告)
美澄(プロフ) - カラーレシピっていう漫画に似てる！！轟バージョン見れてめっちゃ嬉しいです！！！！ (2017年9月30日 1時) (レス) id: 1aee2725db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふじさん | 作成日時：2017年9月3日 1時
