【ヒロアカ】親友のやって良い事と悪い事。3【男主】 (ページ4)

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「まァまァ…飯とかはねぶっちゃけどうでもいいんスよ求められてるのはこの壁の向こうなんスよ…」

「一人で何言ってんの峰田くん…」

壁の方を向いて1人で喋っている峰田に緑谷は言った。

「ホラ…いるんスよ」

男浴場の隣は女浴場。峰田は壁に耳をつけながらまた一人でブツブツ言い始めた。

「焦凍ー、あいつ何やろうとしてんの?」

「Aは知らなくていいと思う」

そうは言っても気になるものは気になる。
しかし、峰田の独り言を聞いて顔を赤くさせている緑谷を見て俺はやっと気がついた。

「のぞきね…」

あきれたものだよ。

「峰田くんやめたまえ!!君のしている事は己も女性陣も貶める恥ずべき行為だ！」

「やかましいんスよ…」

注意する飯田にたいして何故か開き直っているような表情を向けて言う峰田。
そんな事を言ったと同時に自分の個性を使って壁をのぼりはじめた。

「え!!何やってんだよあいつ!!馬鹿なのっ」

峰田が上までたどりつく瞬間上からあのちびっ子が現れた。なんて名前だったっけ…あ、洸汰。

洸汰が峰田を突き飛ばし峰田は落ちていった。
そして何故か洸汰も鼻血を出しながら落ちた。

しかし洸汰は緑谷によってキャッチされ、峰田は飯田の顔面に激突。
まあ二人共怪我無くてよかった。緑谷は洸汰を運ぶため出ていった。

「ふぅ…一安心だな。」

「あいつ本当にやるとは思わなかった」

そう言って笑いながら峰田を見る上鳴。たしかに、本当にヒーロー志望なのかと疑ってしまう。

「俺らもあがろうよ」

こうして風呂場を後にし、皆で仲良く寝た。
そして次の日。

とか思うじゃん。

午前2:00

俺はトイレに行きたくて目が覚めた。