【ヒロアカ】親友のやって良い事と悪い事。3【男主】 (ページ3)

今日:6 hit、昨日:2 hit、合計:31,873 hit

63 ページ3

皆はぼろぼろになりながらもようやく目的地までたどり着いた。
そこにはプロヒーローの2人とちびっ子、相澤先生がいた。

「正直もっとかかると思ってたいいよ君ら…
特にそこ4人。躊躇の無さは経験値によるものかしらん?」

そう言って飯田、緑谷、焦凍、勝己を褒めた。

…ああ、また差がついた。

「それとそこの君。」

俺を指しながら言った。

「お、おれ?」

「そうっ…君も仲間助けるのは良いんだけど、もっと自分の事も考えないと、自分が傷つくだけだよん」

言われなくても…

「わかってますよ」

俺が一人落ち込んでいると緑谷が言った

「その子はどなたかのお子さんですか?」

その子とはちびっ子の事。俺も気になってた。
なんでもその子はマンダレイの従甥らしい。
緑谷がその子に握手を求めるとちびっ子は緑谷のあそこを…殴った。

「いたい!!絶対痛いよあれっ」

「マセガキ」

爆豪はその光景をみてにやりとした。

「お前に似てねえか?」

「ホントだね…生意気な所とかでしょ」

俺は焦凍の言ったことに同意した。

「あ?似てねえよつーかてめェ喋ってんじゃねえぞ舐めプ野郎」

酷い、口が悪すぎる。
焦凍も素直に謝らなくていいし。

それから俺達は相澤先生に言われて移動をした。明日から本格的な事をするらしい。

夕食を終えて皆で入浴の準備をしている時の事だった。皆が服を脱いでタオルを巻いて

「って!!なんでお前らムキムキなんだよ!!」

皆が髪や体を洗っている時俺は叫んだ。

「お前がヒョロいだけだろ」

勝己に馬鹿にされた。

「俺緑谷だけは仲間だと思ってたのに。なんでだよ、お前ちゃっかり筋肉あるしっ!!クソやろっ!!」

「な、なんでA君も筋肉無いわけじゃないじゃん!…ほら、うっすらと」

フォローになってない。皆俺を馬鹿にしてる。
焦凍も中学の時から筋肉ついてきやがって。
俺筋肉つきにくい体質なのか?

「とりあえずAはご飯をちゃんと食べた方がいいと思う」

焦凍が的確なアドバイスをしてきた。
それに続いて飯田と上鳴も俺に言ってきた

「そうだ!!A君!!君は夕食の時もあまり食べていなかったではないか!!」

「ほら…アイツみたいにはなりたくないだろ」

そう言って上鳴は峰田を指した。

いや、たしかに。あんなチビにはなりたくない。食べよう。今日から全力で飯を腹の中に入れることにした。