episode7 ページ7
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翌朝。
「ごめんって!」
勇太「別にいいけど。」
昨日、あんな事があったから
LINEを返すのを忘れてて
夜開いてみたら、スタ爆の数。笑
そしたら翌日、不機嫌な勇太さん。
ぷくっと頬っぺたを膨らませる。
その仕草に少しだけきゅん。
勇太「心配しただけ。」
「あ、うん、」
さらっとそんなこと言うから怖い。
モテてること、自覚ないのかな?
なんて。勇太の綺麗な横顔を見ながら思う。
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「え、転校生?」
昼休みの職員室。
悪いことなんかしてないのに
呼び出されちゃって、内心ドキドキしてた。
先生「あぁ、今日来る予定だったんだけどな、熱で休みでなー。」
ん、?
「それと私に何が、、?」
先生「永瀬廉って言う子なんだけどな、」
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先生「いま、住所確認したら、お前と同じアパートだったわけ」
........。
同じアパート。
転校生。
熱。
なーんか聞き覚えのあるキーワードたち。
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「イヤです。」
先生「たのむ、」
そうです。わたし、お人好しなんです。
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ああああ、引き受けてしまったぁああ
「ちっくしょおお」
勇太「なんだよ笑」
手には、永瀬なんちゃらのお便り。
渡しにいくこと確定〜。
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勇太「あ、A、今日家寄ってもいい?」
「どぞー!あ、勉強おしえて!」
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やった。って微笑んだ勇太を、
ちらりと横目で見て
ドア前まで来ると、先に勇太を部屋に入れる。
勇太「?わかった、待ってる。」
「うん、すぐいく」
一方の私は、隣の部屋のドアの前。
嫌なことを最初に終わらせよう。
嫌いなものは最初に食べようと同じ。うん。
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ピンポーーーン
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嫌がらせをするように、三回くらい連打。
しばらくするとドアが開く。
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はい、と掠れた声。
ドアがゆっくりと開き
中から出てきた、昨日のアイツ。
マスクをしてて、顔が真っ赤。
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?「またアンタ?....もう、俺の前現れんな」
「は?現れたくて現れたわけじゃないし。このクソ野郎。」
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ヤリチンのゴロリ(プロフ) - 作者さんの作品は全部面白くて、、感情移入しちゃってます( (2017年1月10日 17時) (レス) id: 1504061187 (このIDを非表示/違反報告)
ami(プロフ) - とても面白くて続き読むのが楽しくて仕方がないです。なぜ?どうして?と次々と疑問が出て来て読むのをやめさせてくれません!(笑)更新、頑張って下さい! (2016年10月30日 1時) (レス) id: cab08090a2 (このIDを非表示/違反報告)
ヨシノ(プロフ) - いろんな人物が交わってて、こういう設定のお話大好物です!!続きが気になります!廉くんの新作も楽しみにしてます☆更新頑張ってください! (2016年10月23日 23時) (レス) id: 66e54ac751 (このIDを非表示/違反報告)
桃佳(プロフ) - 最高に面白いです!!!続きも全力で楽しみにしてます(*^^*)!!! (2016年10月23日 23時) (レス) id: 179cb3b106 (このIDを非表示/違反報告)
ピョン(プロフ) - とても面白いですよ!この話大好きです!続きが気になるので更新頑張ってください! (2016年10月23日 22時) (レス) id: 92c3e03367 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:はう
作成日時:2016年10月14日 20時