episode39 ページ38
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「俺はお前を着替えさせとるだけ、おん、悪いことなん ... 」
A「んぅ... 」
プチプチとワイシャツのボタンを外していくと
表れたのは真っ白で、綺麗な鎖骨。
触れたくなる衝動にかられて
それでも、堪える。
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看病看病看病看病看病看病看病...
頭ん中でずっと
それを祈ってたら、いつの間にか下着姿になっていた相崎。
目を背けながら
ゆうっくりとその細い手足に服を通していく。
とりあえず、上の服だけ通すと
パジャマのズボンを手探りでの取って。
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「 ..... 相崎、足、上げるで」
控えめに
滑り心地のよさそうな
相崎の膝の裏を掴んで、足を持ち上げた。
その、とき。
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__________________________
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「 ..... は、？ ...」
太腿の裏に
_____________..痛々しいあざ。
普通には絶対に
つかないであろう、傷跡。
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色は変色し、
もう一生、この傷は消えないのだと
見るだけでも分かってしまう。
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そしておれは。
このあざに
見覚えがあった。
おれはこのあざの理由を
知っている。
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大体、よく考えればわかる話だったのかも知れない。
顔が全く同じ人間などそうそういない。
でも。
名字が変わった人間はいる。
その理由は様々で
親が離婚してしまったとか
親戚に引き取られた、とか
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そちらのほうが
よっぽど有り得ることだった。
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「くそっ ... 」
分かっていたんだ
ただ、それを知りたくなかったんや。俺は。
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君がもし、
名字が相崎に変わってたとして。
それはイコール、こいつが
幸村Aだと、いうことになる。
「そんなの、 .......、あかん、やろ、」
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色白な肌、大きすぎず、小さすぎない綺麗な目。
普通よりも薄い唇。
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彼女は、誰よりも
幸村Aであり、相崎Aだった。
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「 .......... 相崎A、__________________________... 君は、
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__________________________... 幸村Aや、」
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ひとつだけ。引っかかること。
目覚めもしない君に
そっと話しかける。
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_____________... なんで、覚えとらんの、？
でも、その返事は
俺には届かんくて。
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ヤリチンのゴロリ(プロフ) - 作者さんの作品は全部面白くて、、感情移入しちゃってます（ (2017年1月10日 17時) (
レス) id: 1504061187 (このIDを非表示/違反報告)
ami(プロフ) - とても面白くて続き読むのが楽しくて仕方がないです。なぜ？どうして？と次々と疑問が出て来て読むのをやめさせてくれません！(笑)更新、頑張って下さい！ (2016年10月30日 1時) (レス) id: cab08090a2 (このIDを非表示/違反報告)
ヨシノ(プロフ) - いろんな人物が交わってて、こういう設定のお話大好物です！！続きが気になります！廉くんの新作も楽しみにしてます☆更新頑張ってください！ (2016年10月23日 23時) (レス) id: 66e54ac751 (このIDを非表示/違反報告)
桃佳(プロフ) - 最高に面白いです！！！続きも全力で楽しみにしてます(*^^*)！！！ (2016年10月23日 23時) (レス) id: 179cb3b106 (このIDを非表示/違反報告)
ピョン(プロフ) - とても面白いですよ！この話大好きです！続きが気になるので更新頑張ってください！ (2016年10月23日 22時) (レス) id: 92c3e03367 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はう
作成日時：2016年10月14日 20時
