※ Restrict '17 (( Ren × Yuta.J ))

episode33 ページ33

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え？え？タイムスリップ？

お起きてそうそう。
ベットに横たわっていた私。

しかしおかしい事に
明らかに私のベット。




「おっかしいなぁ〜？」



そもそも勇太の家なんて行ってないとか？
あぁ、そうかもしれない ...

らいーん。




「きゃは」




ラインきたー。

勇太からきたー。





_____________ 家の鍵、ぜっっっったい閉めろよ "






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「んー、私の推測ですとぉ」




おんぷして、連れてきてくれたのかな？

んー。.....





「何もしてない」



あれじゃあただ
勇太の家行って、寝て、帰ってきただけじゃん。←



ていうか、まだ眠いし ...



二度寝しようかなぁ、
うーん ... 。やめとくかぁ ....





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...... コンコン、









... コンコン、







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「 、ん？」




ベランダの窓から
音がして
ふと、そちらを見てみると





「 ... なが、せ？」

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ほぼ真顔でウチのベランダの窓を叩く永瀬。

いや、かなり怖い。

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「どうしたの .... 」

廉「 .... ごめん、」
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呼ばれたのが少し嬉しくて
ベランダを開けて、




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「 ... 永瀬 ... 、.....__________________________ きゃっ、、」

廉「 .......... 」









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な、に... ?






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「....っ、え、？」

廉「 ... 」








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身体に、

細い腕。




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まとわりつくように
きつく、抱き締められて。






もう、混乱とか
そういうレベルじゃなくて


訳が分からない。

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夢なのではないかと

何度も瞬きを繰り返すも
その状況は変わることなく。






　



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ただ、分かっていることは

永瀬に抱きしめられている事と。

永瀬が近くにいることと



私が、人生最大に
混乱していること。


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もう。

訳が分からない。





高校生にもなって

身の回りで起きている自体が理解出来ない。


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ねぇ、なんで？


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本当はずっとずっと
分かっていたのに。



わたしは、知らないふりをしてた。








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" 幸村？" ..... そう言われたあの日からだった。

永瀬が変わったのは。





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私、ほんとは気がついてた。


君が。永瀬が。
"幸村"を私に重ねてたこと。





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ただね、


わたしが 気が付きたくなかっただけ。

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